VERY November 2021
VERY NAVY

VERY

November 2021

2021年10月7日発売

890円(税込)

Premium VERY

CONNECT WITH VERY

小雪さん「東京と地方の二拠点生活で、子どもたちの思い出に残る経験を」

女優として活躍しながら、3人の子育てに奮闘している小雪さん。数年前よりご家族で東京と地方の二拠点生活を始めています。自然あふれる地方での暮らしや子育てにおいて大切にしていることなどをうかがいました。前編と後編の2回にわたってお届けします。

 

子どもにも自然のよさを知ってほしいから、二拠点生活を実践中!

 

――小雪さんはご家族で、東京と地方の⼆拠点⽣活をされています。デュアルライフを始めた理由から教えてください。 

子どもにはいろんな経験をしてもらって、その中から自分の好きなものや合うものを見つけてほしいと考えています。自然に触れ合うのもその一つ。でも東京では自然の中ですごすことは、なかなか難しいですよね。

腕時計「Native」(ローズゴールド文字盤/茅色ストラップ)¥20,000(公式オンラインストア価格)、¥22,000(日本の取り扱い店舗価格)

 

小さい頃に経験した記憶って大人になっても残りますし、1年のうち数カ⽉を⾃然に囲まれた静かな環境で暮らすのもいいかもしれない、と数年前から感じるようになりました。家族で東京から離れた土地で長く滞在する、を繰り返し、自然との暮らしを少しずつ経験していきました。自然豊かな土地で虫取りや釣りなど、東京ではあまりできない体験を夫と一緒になって子どももすごく楽しんでいて。子どもたちはもちろん、私たち夫婦にとっても田舎暮らしは性に合ったんです。それで数年前から北の⼟地と東京での⼆拠点⽣活を実践しています。

 

――現地ではどのようにすごしていますか?

庭で野菜を育てたり、味噌や⽢酒など発酵調味料を作ったり、パンを焼いたり。できるものは何でも⾃分たちで作っています。去年は友人のビニールハウスを借りてトマトを育てました。たくさん採れたトマトは瓶に詰めてジュースに! 無添加で、甘くておいしいと友⼈からも好評でした。そうして自然と向き合っていると、食物も生活用品も循環させる暮らしが当たり前になります。それがサスティナブルな生き方につながっているのかもしれません。

 

子どもには母の味を覚えてほしい。
食事は⽇本伝統の発酵⾷品で毎日手作り

 

――子育てで心がけていることはありますか? 

⾷事はできるだけ私が作ったものを食べてもらうこと。品数をたくさん作るというよりも、⽇本伝統⾷の発酵⾷品である味噌や⽢酒、塩麹、醤油麹などを使って、素材を⽣かしたシンプルな味付けで……。毎⽇工夫しながら調理しています。⼦どもたちの免疫⼒のサポートに役立てたい、と毎日のお味噌汁も欠かせません。子どもたちが⼤⼈になった時、ふと味の記憶がよみがえって「⼦どもの時は苦手だったけど、今はこの味、好きだなぁ」とか思ってもらえたら。⾷を通して⺟の味を覚えてくれていたら嬉しいですよね。

腕時計「Native」(ローズゴールド文字盤/茅色ストラップ)¥20,000(公式オンラインストア価格)、¥22,000(日本の取り扱い店舗価格)

 

――教育方針で大事にしていることを教えてください。

まだ迷走中です(笑)。しいて言うなら、やっぱり「食育」かな。当たり前ですが、子どもは一人一人個性が違います。縛りつけるつもりはありませんが、私の思いどおりに行動しないし、成長もしていかないでしょう。それでも私が作ったものは食べてくれる。だからこそ、食事は大切にしたいです。食育においても田舎暮らしは大いに役立っています。子どもたちも自分で作った野菜だと、興味を示しますから。食わず嫌いだったのに、食べられるようになった野菜もあります。野菜が育つ過程を見せることも食育ですね。

 

物質的な豊かさより、
家族や自分が納得できる暮らしで
幸せを追求したい

――母親になって、ご自身の変化を教えてください。

多くのお母さんが思っていることでしょうが、母親になってからは1人の時間が本当に貴重(笑)。育児中は子どものためだけに生きているように感じがちですが、子育てを通じて私の成長や発見もあるし、結局自分のためにもなっていると思います。だけどずっと育児ばかりしていると、視野をもっと広げたい欲求も芽生えてきます。いち女性としては仕事をするなどして、社会と交わっていくこともすごく大切。自分の心の声に耳を傾けながら、育児と仕事のバランスを取って暮らしていきたいですね。

腕時計「Infinity」(シルバー文字盤/空色ストラップ)¥21,000(公式オンラインストア価格)、¥23,100(日本の取り扱い店舗価格)

 

――コロナ禍でご自身の考え方や生活に変化はありましたか?

コロナ禍以前より二拠点生活を始めていることもあり、もともと家族とすごす時間と、仕事の時間はしっかり分けています。ただコロナ禍で、物質的な豊かさだけでは本当の幸せは感じにくい、との思いはますます強くなりました。家族や自分が納得できる丁寧な暮らしこそが、本当の豊かさだとより感じるようになったのがコロナ禍最大の変化かもしれません。

 

▶︎後編記事を読む(3/26配信)

小雪さん「二拠点生活の理想はデンマークのスローライフ」サステナブランドNordgreenのアンバサダーに

 

※価格はすべて税込です。

画像提供/Nordgreen

取材・文/津島千佳

この記事もおすすめ

FEATURE