美味しいご飯と笑顔で食卓を囲めたら、2品で十分!「毎日の食卓は日本のほうがずっと手間をかけている家庭が多い」という料理家・サルボ恭子さんに、平日夜でも20分で完成する簡単献立レシピを聞きました。今回は、冷蔵庫の余った食材にも置き換えられる、応用力の高い副菜を2品ご紹介します。
しらす、ししとう入りふんわりチーズ卵焼き
軽やかなコクが足せるカッテージチーズ。和食材とも好相性なので、ご飯&醤油とも合う!
◉材料〈作りやすい分量・直径17.5cmのフライパン1台分〉
卵……6個
A |
ししとう(ヘタを取り除き5㎜の輪切りに切る)…… 8本
しらすぼし…… 50g カッテージチーズ…… 100g 塩……小さじ 1/4 |
オリーブ油……大さじ 1
◉作り方
1. ボウルに卵を割りほぐし、Aを入れてよく混ぜる。
2. フライパンにオイルを入れ中火で熱し、フライパンを傾けて油が波打ってきたら1を流し入れ、卵の外側が固まってきたらゴムヘラで内側へ。を繰り返し、フライパンを傾けても卵液が流れない状態(表面はまだ半熟)になったらスプーンでざっくり大きくすくい、銘々に盛り分ける。
スモークチキンとセロリ、トレヴィスのマーマレード和えサラダ
スモークチキンのコク、野菜の苦み、マーマレードの甘みの三重奏で、奥行きのある味わいに。
◉材料〈作りやすい分量〉
スモークチキン(市販・食べやすい大きさに裂く)…… 1パック(110g)
セロリ(斜め薄切りに切る)…… 1節
トレヴィス……小1個
A |
マーマレードジャム……大さじ 1
酢……小さじ 2 塩……小さじ 1/5 オリーブ油……大さじ 1 |
◉作り方
1. トレヴィスは食べやすい大きさにちぎり、水につけてパリッとしたら水気をよく切る。
2. ボウルにAを入れて混ぜ、具材すべてを和えたら、器に盛る。
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◎Profile
サルボ恭子さん
パリの有数ホテルに勤務し、帰国後は日本と台湾で料理教室を主宰。仏仕込みの料理本はすべてベストセラーに。24歳の長男、22歳の長女はすでに自立し、夫と2人暮らし。近著『フランス共働き家庭の2品献立』では40通り以上のレシピを紹介。@kyokosalbot
撮影/竹内章雄 レシピ・調理/サルボ恭子 スタイリング/西﨑弥沙 取材・文/石川 恵 編集/磯野文子
*VERY2021年3月号「サルボ恭子さんの頑張りすぎない2品献立」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。