大人も子どもも大好きな〝フライドポテト〟。ファストフードや冷凍のものもおいしいけど、お家でじゃがいもから作ってみたら味も気分もとびきり贅沢♥ 今回は、味わいも食感も楽しい切り方のアレンジです！

◉教えてくださったのは、丸山久美さん！

14年間スペインに在住していた経験を活かし、現在は自宅でスペイン料理教室も主宰。著書、『本当に美味しいフライドポテトの教科書』が発売中。

切り方のバリエーションで
色んな食感が楽しめます！

じゃがいも1つでこんなにバリエが豊富。お好みに合わせて切り方＆揚げ方をマスターして♡
おうちフライドポテトが見違える「基本の５ステップ」はこちら！

◉食べ応えあり！
王道ポテトのストレートカット

じゃがいもを太めに切り、低温で3分、高温で約3分二度揚げすることで、外側のカリッと感が倍増し、中はホクホクした王道のフライドポテトに。お店みたいなご馳走ポテトに感動！　食べ応えも十分。

縦に置き1㎝のスライスに。重ねたまま、さらに1㎝幅のスティック状に切るスタイル。

◉フォトジェニック＆ソースが
絡みやすいご馳走ポテト

一度目は120℃で約2分。網の上で5分程寝かせ、180℃の油に戻し、きつね色になるまでさらに2～3分揚げる。ギザギザしている部分にチーズやチリビーンズのトッピングも絡みやすくて美味！

波型カッターを使えばおもてなし仕様に。アマゾンや東急ハンズで購入可。

◉サクサクと手が止まらない！
Kidsにも人気のメニュー

下ごしらえしたポテトに小麦粉を薄くまぶし、油が120℃になったら温度を一定に保ちながら約2 分揚げる。一度取り出し、網の上で5分程休ませたら180℃に温度を上げた油に再度ポテトを投入。2～3分揚げる。

揚げる前に小麦粉をまぶすことでポテト同士がくっつかず、サクサク感がアップ。

◉素朴な割り目がこんがり♡
見た目も食感も上々

一度茹でてあるので高温で一度揚げでOK。茹でて手割りしたじゃがいもはしっかりと水気を取り、180℃に熱した油で、きつね色になり、カリッとするまで4～5分程揚げる。メインディッシュの付け合わせにも。

皮付きのまま茹でたポテトに包丁で切れ目を入れ、一口サイズに手で割るのがポイント。これは一度揚げでOK！

◉チーズ風味のコロコロポテトは
小さな子どもにも大人気

茹でたじゃがいもをマッシュポテトにし、他の材料をすべて混ぜ、冷めたらピンポン玉の大きさに丸める。180℃の高温の油で約1～2分。きつね色になるまで揚げる。コロコロとしたビジュアルもかわいらしい。

★マッシュフライドポテト15個分の材料：じゃがいも…大２個卵、小１個　粉チーズ…大さじ1½　片栗粉…大さじ１　塩・こしょう…適量

じゃがいもを切ってから茹で、そのままマッシュすれば、お鍋一つで簡単に下ごしらえができます。

撮影／山田英博　フードスタイリング／竹中紘子　取材・文／石川 恵　撮影協力／UTUWA

※VERY 2017年12月号「『ママの作ったポテトのほうがおいしい』と言わせたい！おうちで簡単！やみつきフライドポテト」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。