ロケ弁でおなじみのチオベンこと山本千織さん。味の組み合わせや調理法など、ユニークな発想で繰り広げられる数々の〝お料理マジック〟の中から、フープロ(フードプロセッサー)を利用した、驚きの展開料理をご紹介。今回は、里芋の煮物を、スープと揚げ春巻きにリメイク!
基本の「里芋の煮物」の作り方
<材料>
里芋……10個(300g)かつお出汁……400㎖ 醬油……大さじ1½ みりん……大さじ1½ 砂糖……大さじ1½ 酒……大さじ½
<作り方>
❶里芋の皮をむき、水にさらす。
❷鍋に、里芋とすべての調味料を入れ、沸騰したら弱火にし、出汁がなくなるまで20~25分煮る。
味の染みた里芋を、食感の異なる2つのテクスチャーに
お正月にどの家庭でも作るであろう「里芋の煮物」は、数日食べても飽きないよう、2種類のフープロを使って、テクスチャーに変化を。ひとつはピリ辛ペースト(左)に、もうひとつは二日酔いの日におすすめの優しいスープ(右)に展開。
お弁当にも!里芋ペーストとイカの春巻き
<材料>
里芋ペースト(里芋の煮物100g、豆板醬小さじ½をフープロにかける)・刺身用イカの細切り適量(刺身の白身魚や海老などでも可)・春巻きの皮・ねぎの千切り
<作り方>
里芋ペースト、イカ、ほんの少量のねぎを春巻きの皮で二重巻きし、180℃の油で揚げる。
胃に優しい!里芋のスープ
<材料>
里芋のスープ(里芋の煮物100g、出汁100㎖、牛乳50㎖)・黒七味
<作り方>
すべての材料をフープロにかけるだけで完成。
料理/山本千織 撮影/三村健二 取材・文/藤井そのこ 構成/渋澤しょうこ 撮影協力/UTSUWA
※VERY 2018年1月号「あの一品がペーストになって、おつまみに!おもてなしに!大展開 チオベンさんの〝フープロマジック〟料理」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。