「離婚約」のトリセツ!

2017.10.25

……というタイトルではありますが、「離婚約」アクション後に何が起こっても、本誌が責任を負うことはできないプライベートな問題。しかし、この新しい概念「離婚約」とは、一体どんな約束なのでしょうか。

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離婚約=離婚の約束

はじまりは、お笑いトリオ・インスタントジョンソンのネタ作り&ぼけ担当のじゃいさん。芸人として活躍するかたわら、私生活では8歳と3歳の兄弟のパパでもある。

先日、交際15年、結婚して10年間連れ添った奥さんから離婚を突きつけられたことをブログで公表した。ただ、離婚の時期は、下の子が小学校に入学する「4年後」。奥さんは4年後に子ども2人を連れて離婚して、再婚するつもりでいると宣言。慰謝料や養育費はいらないけれど、今まで私が預かったお金は全部貰う。じゃいさんはすべてを受け入れ、これまで通り、同じ屋根の下で暮らしている。

『離婚約』って執行猶予期間みたい

「奥さんだけが子どもが成人したら離婚するとか決めて、虎視眈々と貯金をしたりして我慢してとかは昔からあると思うんですけど、それだと離婚約じゃなくて。夫婦でお互いに、いつ頃に離婚しようと約束す るのが離婚約だと思っています。
–中略–
いろんな離婚のパターンがあるけれど、離婚約って執行猶予期間みたいな感じで、ここで改善できたら夫婦関係が修復できるかもしれないですよね。僕も若干ですけど、よくなってはいると思うので。でも、喧嘩した勢いや相手を試すように言うのは絶対に良くないですね。このままじゃ本気で離婚だけど、良くなってくれたら考えるっていう状態なら効果的だと思います」
じゃいさんインタビューより。

今回の離婚約に至るまでの経緯や、現在の夫婦間関係や今後のことについて、胸の内を率直に綴ったエッセイ。離婚約の進め方や注意点など、法律に基づいて弁護士からのアドバイスも収録。正しい離婚約書の書き方も掲載。「リビングに置いておくだけで、相手に緊張感を与えることができる」として、離婚を考えている人も、どうにか避けたい人も、夫婦関係に悩むすべての人に必読の一冊です。
「離婚約」インスタントジョンソン・じゃい著(扶桑社刊)¥1,200

離婚約はあり?なし?読者の実例をご紹介

「離婚の約束=離婚約」をしながらも、家族としてあり続けるスタイルは、新しい離婚の形となりえるのだろうか? 「離婚約」というワードが登場する以前から離婚約「的」なことをすでに実践していた読者の方々の実例をご紹介します。

 

CASE①「離婚約」未遂

「産後クライシスから離婚約に発展するも、夫の猛反省により再構築できました」

産後クライシスから離婚約に発展するも、夫の猛反省により再構築できました。「家事育児は専業主婦の仕事」と決めつける夫の態度や育児ストレスから、離婚の文字が頭をよぎっていた頃に夫の浮気が発覚。我慢していたものがプツンと切れ、子どもを連れて即実家へ。夫と両親も交えて話し合い、幼稚園入園を待って1年後の離婚約しました。「離婚していいんだ」と思ったら少し心が軽くなったと同時に、夫への態度が冷たすぎたことにも気付き、結局2カ月後に実家から帰宅。後から聞くと、母はお互いに頭を冷やせば戻れると思っていたようです。帰宅後は見違えるようなイクメンぶりを発揮し、なんとかやり直せるかなと。今年2人目も出産、家族として改めて頑張ろうと思っています。
Cさん(35歳[専業ママ]、夫37歳、子ども4歳・0歳9カ月)

CASE②「離婚約」実行中

「夫の浮気から、2年後の離婚を見据えて別居中です」

もともと真面目で息抜きが得意ではない夫。夫が役職につき精神的なプレッシャーを抱えていたことと、私の仕事が忙しくなったことが重なり、お互いに精神的余裕がなくなっていきました。それと同時期に、夫に出張が増え、夫婦の会話も減ってきて……浮気でした。夫が出て行く形で別居し、今は生活費をもらって娘たちと暮らしています。長女の中学受験が終わって生活が落ち着く2年後を目処にして、離婚する予定です。
Dさん(38歳[仕事あり]、夫39歳、子ども11歳・8歳)

CASE③「離婚約」完了

価値観の違いから2年後の離婚約をして別居、そのまま離婚しました

育休復帰後に役職がついて多忙になり、忙しい夫にヘルプを頼むことへの罪悪感から、シッターを探して夫なしでも回るように工夫し始めました。その頃から夫に対して刺激が足りない、不甲斐ないと感じるようになり、ずっとこの人といて私は幸せなのかな……と心に距離が。ただ、特に欠点もない夫との離婚を即決できず、2年後の離婚約をし一旦別居。夫を一人暮らしに慣らすためと、子どもが年長になるまでに結論をと考えた期間でした。別居中は、やり直せるかもと何度も悩みましたが、結局離婚。その後私は再婚しましたが、今は元夫が望む時に子どもと過ごす良い関係を築けています。Aさん(33歳[仕事あり]、元夫34歳、子ども6歳)

 

撮影/古本麻由未 取材/宇野安紀子 デザイン/Permanent Yellow Orange

※VERY 2017年10月号「ゴールが見えたらラクになる!?「離婚約のトリセツ!」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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