おうちでもパッと心を晴れやかにするお花の存在。でも、「子育て中は無理」とあきらめていませんか?今、流行中のドライフラワーなら水を替える毎日の手間もいらず、長持ち。ほっこりしない、洗練された飾り方をご紹介!
鮮やか色のドライフラワーをアートやポスター感覚で壁に飾ろう
染めたドライフラワーをパッキングして並べるだけ。壁がパッと華やかに!
「ラッピング用のプラスチック袋に1、2本入れシーラー(簡易的なものなら1,000円程度)で圧着して密封することで、ドライフラワーに大敵な湿気や虫から守ってくれます。細めの製図用ラインテープや虫ピンで壁に貼り付けます。染めたドライフラワーは通販でも入手できます。テープやピンは目立たないものを選ぶと花が引き立ちます」。(EW.Pharmacy オーナー 篠崎恵美さん)
ドライになる生花を選べば、変化の過程まで長く楽しめる
「ドライというと、ほっこりしたイメージを持たれる方も多いですが、葉ものや実もの、オーストラリア産のインパクトある花材なら、都会のインテリアに合う辛口テイストに。色の変化も少なくドライに向いています。スワッグはブーケを逆さにしたもので、そのまま半年くらいは飾りっぱなしにできます。花瓶に飾るなら、ガラスベースに英字新聞を詰めるのも◎。スワッグのカッコよさが引き立ちます。」(終日フラワー charさん)
本と組み合わせて雑貨感覚で飾れるのも新鮮
「長年、ドライを見てきた今、そのモノに近い特徴を生かして本と一緒に雑貨のように飾ることに注目しています。鮮やかな装丁の洋書や写真集は、ドライフラワーに生花のようなみずみずしさを足してくれます。また読み慣れた絵本と組み合わせると、ふだんは花に関心の薄い5歳の息子も興味を持つように。子どもが触って楽しめるのもドライの魅力。おうちにある本を使って親子で楽しんでもらいたいですね。」(THE LITTLE SHOP OF FLOWERS オーナー 壱岐ゆかりさん)
撮影/柳詰有香(P.237)、渡辺修身(P.238、239) スタイリング/竹中紘子(P.238) 取材・文/平井ゆみ
※VERY 2017年10月号「長持ち、手間いらず。なのにオシャレと話題です 今どきドライフラワーのある生活」より。
※掲載の情報は、誌面掲載時のものになります。