11月は妊活中の腎ケア&体を温める薬膳レシピをお届け!体の中で「生命力」や「生殖、性ホルモン」をつかさどっているのが中医学では「腎」という臓。今回は腎によい食材、キャベツと豚肉を使った時短レシピです。これからの季節は体を冷やさないことも大切なポイント。体を温めるにんにくや味噌、唐辛子などの温熱性と呼ばれる食材で味付け、ご飯がすすむこと間違いなしです。ぜひお試しください。
「豚バラとキャベツのにんにく味噌炒め」
◉調理時間:約10分
◉材料(2人分)
・豚バラ薄切り肉 150g
・キャベツ 1/4玉(220g)
・〈A〉にんにく(みじん切り) 1かけ
・〈A〉輪切り唐辛子 1本分
・〈A〉味噌、酒 各大さじ1
・〈A〉しょうゆ、ごま油 各大さじ1/2
・ごま油 小さじ1
◉作り方
①キャベツは芯を除き4~5センチ四方に切る。豚肉は5センチ長さに切り〈A〉を揉み込む。
②フライパンにごま油を強火で熱し、キャベツを加えて広げ、1分触らずに焼き付ける。火を止めて豚肉と〈A〉を加え、強めの中火で2~3分、豚肉に火が通るまで炒める。
◉レシピのポイント
・豚肉に下味を揉み込むことで、味がしっかりとなじみます。
・強めの火で短時間で仕上げることで、キャベツから水がでにくいです。
◉本日のキー食材
・キャベツ…腎をいたわる、消化を助ける
・豚肉…腎をいたわる
・にんにく、味噌、唐辛子…体を温める
◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。著書『基本調味料で作る体にいいスープ』が好評発売中。教室情報はInstagram@nanako.yakuzenにて。