むくみ、乾燥、不眠など、お悩み別に提案する「おうち薬膳」のレシピが好評の齋藤菜々子先生。10月に刊行され話題になっている、待望の自著「基本調味料で作る体にいいスープ」(主婦と生活社)には、栄養たっぷりの1品が2~3ステップで作れる、手間いらずのレシピが満載。これからの季節にぴったりな、絶品ヘルシースープに出会える1冊です。
メインの調味料別に、塩、しょうゆ、みその各スープにカテゴライズされ、番外編のコラムには、しょうが、シナモン、スープジャーのスープレシピも。ポイントとなる食材には、薬膳に基づいた効能マークが付いています。
余り野菜や消費期限ぎりぎりのものなど、とりあえず何を入れてもOKのスープは、忙しくてもすぐ用意できる万能メニュー。この本で紹介されているスープはどれも具だくさんなので、汁ものとしてはもちろん、おかずとしての満足感も充分です。「薬膳では、特定の症状に効能を持つ食材を軸としてレシピを組み立てますが、これはスープにもあてはまる考え方。体にいいものはあれもこれも食べて欲しいという作り手の願いをくみ取り、旨みたっぷりにおいしく仕上げてくれるスープは、安心して食卓に出せる温かくて心強い存在です」と齋藤菜々子先生。タイトルにある基本の調味料は、塩、しょうゆ、みそ、酒、みりん、酢、砂糖、こしょうの8種。家に常備しているもので気負わず簡単に作れるから、この冬は栄養満点スープのヘビロテ間違い無し。おうち時間で増えた食事作りの負担を減らしてくれそうです。
1つ1つのレシピに込められたのは「どんなときでもしっかり栄養をとって欲しい」というママたち共通の思い。心も体も満たされるぽかぽかスープの力を借りて、大切な家族の健康を守りましょう。
Amazon・楽天ブックスにて好評発売中!
『基本調味料で作る体にいいスープ』
著者:齋藤菜々子
発行元:主婦と生活社
価格:1350円(税抜)
◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。著書『基本調味料で作る体にいいスープ』が好評発売中。教室情報はInstagram@nanako.yakuzenにて。