いつものBBQ、お肉よりもサイドディッシュの方が減るのが早くありませんか? 手持ち無沙汰の時間をつないだり、子供たちの空腹を満たしたり、サイドディッシュを充実させるのが、実はBBQを楽しめるカギ。今回は、片付けも楽ちんな「アルミホイル」ひとつで作れる、絶品サイドディッシュレシピをご紹介します♪
お肉ってたくさん用意しても余ってしまう!?注力すべきはサイドディッシュです
BBQ用のお肉って、つい多めに買ってしまいますよね。でも、おいしい焼き加減が難しく、タレの味にも飽きるので、黒焦げのまま放置されることもしばしば。BBQ成功のコツは、実はメインのお肉よりもサイドディッシュ。焼き上がりまでのアペタイザーはやっぱり必要だし、子供たちがお菓子ばかり食べない予防線にも。サイドディッシュが充実すればテーブルがフォトジェニックに。気分も上がります!
サイドディッシュ❶
待ったなしの子供も喜ぶ!
「カップイン・アヒージョ」
カットした具材をカップに入れて、具が隠れるくらいまでオリーブオイルを注ぎ、火にかけるだけ。バリエーションが楽しめます。
◆お子様アヒージョ
ウインナー、ミニトマト、バター
◆タコ&ブロッコリーアヒージョ
タコ、ブロッコリー、ニンニク(みじん 切り)、アンチョビペースト。チューブタイプのアンチョビペーストが便利。
◆豆腐の和風アヒージョ
絹ごし豆腐、粉末和風だし、塩昆布。豆腐はスプーンですくい、だしをひとつまみまぶす。お好みで塩昆布をのせる。
サイドディッシュ❷
野菜は焼くべからず!
季節野菜の「カラフルディップ」
焦げやすいチーズもホイルで安心&片付けも楽々。季節の野菜は食べやすく切ってバスケットなどに盛り付けて。
◆まるごとチーズフォンデュ
市販のカマンベールチーズ・ホールタイプ1個で作ります。
①チーズの1㎝内側に丸く切れ目を入れる。
②切れ目を入れた部分を剥がす。
③厚手のアルミホイルで包む。
④スキレット(直径12㎝大)にのせ火にかける。
⑤全体が溶けたら完成。
◆サルサソース
トマト大2個(1㎝角切り)、紫玉ねぎ(みじん切り)大さじ 2、ライムの絞り汁大さじ2、瓶詰めハラペーニョ(みじん切り)大さじ2、 塩胡椒少々
◆具だくさんワカモレ
アボカド1個、紫玉ねぎ(みじん切り)大さじ2、レモ ン汁大さじ2、塩胡椒少々、スモークサーモン6枚(食べやすい大きさに)、 サラダ用エビ6匹。すべて混ぜ合わせチリペッパーをふりかける。
◆ネギ入りザジキ
水切りヨーグルト100g 、きゅうり(みじん切り)1/2本、レ モン汁大さじ2、塩胡椒少々、オリーブオイル、万能ネギ、ミントをお好みで。
サイドディッシュ❸
鉄板スイーツをランクアップ!
キャンディーラップ・チョコバナナ
スイーツまでホイルにおまかせ。バナナ、マシュマロ、粒チョコレート、クッキー(カントリーマアムなど)、塩味のクラッカーで作ります。
<作り方>
①バナナに深さ1cm程の切れ目を入れる。
②約30cmにカットしたアルミホイルを三つ折りにする。
③辺の長い方を1㎝ずつ折る。
④バナナをのせてホイルで包み、左右をつまみ、ねじる。
⑤切れ目にマシュマロとチョコをのせる。クッキーは砕いてお好みで。
⑥網にのせ、チョコレートが溶けてきたら食べ頃。
撮影/小林愛香 スタイリング・レシピ提供/高松美里(アウトドア料理研究家 www.bluekitchen.jp) 取材・文/藤井そのこ
※『VERY』2017年7月号「アルミホイルで叶える、BBQの日の争奪サイドディッシュ」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。