季節の変わり目に「疲れやすい…」「やる気が出ない…」などの症状を感じることはありませんか?それは「気」が不足しているサイン。薬膳では疲労の状態を「気」の不足と捉え、疲労回復には肉や魚、納豆など「気」を補う食材がおすすめです。今回はパワー補給や美腸に効く“納豆”を使ったレシピを3つご紹介。所要時間5分の手軽さ、ぜひお試しください!
火いらずの「納豆明太うどん」
◉材料(1人分)
・冷凍うどん 1玉
・納豆 1パック
・明太子 1/2腹
・かいわれ大根、刻みのり 適量
・しょうゆ 小さじ1/2
・酢 小さじ1/4
・バター 5g
◉作り方
①冷凍うどんは、袋の表示通りに解凍する。かいわれ大根は根元を落とし、長さを半分に切る。明太子は薄皮から身を削ぎ取る。納豆は付属のタレを加え、混ぜる。
②ボウルにうどん、バター、明太子、しょうゆ、酢を混ぜる。器に盛り、納豆をのせ、かいわれ大根、刻みのりを添える。
ふわふわたまご「ニラ玉納豆」
◉材料(2人分)
・卵 2個
・納豆 1パック
・ニラ 3本
・〈A〉オイスターソース 小さじ1/2
・〈A〉しょうゆ 小さじ1/4
・ごま油 大さじ1/2
◉作り方
①卵と〈A〉を混ぜる。納豆は付属のタレを加えてよく混ぜ、卵に加える。
②フライパンを熱し、ニラをはさみで4センチ幅に切りながら加え、中火でさっと炒める。
③端に寄せ、空いたところにごま油をよく熱し、油めがけて1を加える。ヘラで大きく混ぜながら加熱し、卵が固まってきたら器に盛る。
発酵の力でヘルシー
「のりチー納豆トースト」
◉材料(1人分)
・食パン 1枚
・納豆 1パック
・スライスチーズ 1枚
・焼きのり 適量
◉作り方
①納豆は付属のタレを加えて混ぜる。トーストに焼きのり、納豆、チーズの順にのせる。
②トースターでチーズが溶けるまで焼く。
◉今回のキー食材
納豆…パワー補給、消化を促す、美腸
◉疲れを感じたら…
「気の不足」はこんな症状でチェックできる!
《気不足のチェックポイント》
☑︎疲れやすい
☑︎やる気が出ない
☑︎風邪をひきやすい
☑︎声がおなかから出にくい、発声が億劫
☑︎おなかを下しやすい、あるいは便秘気味
☑︎冷え性
☑︎汗が出やすくとまりにくい
気を補う食材を普段から取り入れて、疲れやすい季節を乗り切りましょう!
◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。教室情報はInstagram@nanako.yakuzenにて。