新型コロナウイルスという脅威を前に、日々の暮らしも家族の笑顔も守っていかなくてはいけないママたち。世界のママたちは今、新型コロナウイルスとどう向き合っているのか、6カ国のママたちをオンラインでインタビュー。今回は、ハワイ・オアフ島の病院で産科ナースとして働くママ・Ayaka Goffさんです。
▼ハワイの今の状況は…
「実は、先週までは前回の取材時に比べ、アラモアナショッピングモール等や観光地も色々オープンし始めて良い方向に向かってたのですが、また8月10日あたりから感染者数が増えてまたシャットダウンし始めちゃったんですよね…。勤務している病院も少し騒がしくなってきました。また少し不安な日々が続きそうです」(2020年8月取材時点)
Ayaka Goffさん32歳。夫と息子(1歳)、娘(1カ月)とハワイ・オアフ島在住。オアフ島の病院で産科ナースとして勤務(現在は育休中)。 ※2020年4月当時
▼2020年4月取材時の状況は…
どんな状況下でも、
自然への感謝を忘れず
新鮮な食材を無駄にしない、
そんなロコの考え方が大好きです
3月に第二子となる長女が生まれました。まさかこんな状況で、出産を迎えるとは想像もしていませんでした。出産には、仕事柄慣れているつもりでしたが、健診等で病院に行くのを極力避けるため、オンライン健診が早速始まったりと、戸惑うこともありますが、新たな取り組みが積極的に導入されていて心強いです。私の勤務している病院には、最前線で闘っている医療従事者たちに対して感謝の気持ちを込めて、毎日ローカルのレストラン等から交代で無料デリバリーが届きます。スタバのコーヒーもなんとタダ! 同僚から送られてくる現場の写真をみていると、ローカルの人たちからの温かい応援が伝わり、心がほっこりします。他にもローカルサービスを助けよう!新鮮な食材を無駄にしない! という地域のコミュニティの動きが強く、専用のインスタグラムのアカウントが立ち上がったりと、デリバリーやお弁当を頼むのも日常になってきました。いつも高級店にしか提供されないような、新鮮なお魚へのアクセスもできるようになり、今までハワイで食べたお魚の中でもダントツ美味しいお魚をゲットできました!(笑) そんななか、日本と変わらずマスク不足は深刻なのですが、みんな家にあるもので少し工夫して作ったちょっと笑っちゃうような独自のマスクをつけて笑いを誘ったりと、このような状況下でも助け合いと楽しむ精神を大切にする、ハワイの人々の魅力に改めて気づかされました。(2020年4月10日取材)
VERY2020年6/7月合併号「Me&My Life 番外編 世界中のママたちは新型コロナとどう向き合ってる?」より。
▼ハワイでの自粛中の過ごし方を写真で紹介
取材・文/yukari、有馬美穂 編集/鈴木恵子
*掲載中の情報はすべて取材当時のものです。地域により状況が異なる場合があります。