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世界のコロナ事情【シンガポール】まさかの結婚ラッシュ?でニューノーマル始まる

新型コロナウイルスという脅威を前に、日々の暮らしも家族の笑顔も守っていかなくてはいけないママたち。世界のママたちは今、新型コロナウイルスとどう向き合っているのか、6カ国のママたちをリサーチ。今回は、シンガポールに駐在するママ・原 麗さんにSkypeでインタビューしました。

 

◉「世界のコロナ事情」一覧

 

 

▼シンガポールの今の状況は…

「外出規制のあった期間が5月で終わり、6月からは感染状況を見ながらフェーズを数段階に分け、様々な活動が再開されつつあります。ついに先日、結婚式やお葬式などの冠婚葬祭行事もある程度の人数を呼んでの開催が許可され(今まで入籍登録すらストップしており、現在登録予約が殺到しているらしい)、いよいよ“ニューノーマル”が始まった様に感じます。春休みからほとんど登校出来ていなかった学校も、およそ5か月間を経て遂に…!この8月から始まります。我が家は新しい学校に変わるのですが、早く同世代のお友達とリアルな場で遊びたくてウズウズしている様子です(笑)。新しい日々が無事に動き出すことを願ってやみません」(2020年8月取材)

原 麗さん(32歳)は、現地法人のマーケティング職。シンガポールに夫と娘(4歳)と2年在住。※2020年4月当時

 

 

▼2020年4月取材時の状況は…

 

「緊張感が続く日々だからこそ、
日常で見落としがちな大切なこと
に改めて気づけました」

シンガポールでは、もともと教育のデジタル化が進んでいたので、今回登校禁止が発表されたあとも、比較的スムーズにオンライン授業と遠隔学習は提供開始されたのが印象的でした。このような状況下でも、迅速に対応してくださる学校・先生方には感謝しています。しかしながら、やはり長時間モニターの前に座り、学習を受け続けるのは、4歳の娘には少し疲れが溜まりやすいので、いつまでこれが続くのかと不安になる日々です。なので、平日のランチの時間帯には、遠くには行けないですがテイクアウトをして近くの公園で食べることが良い気分転換になっています。でも、一歩外に出るとそこらじゅうにソーシャルディスタンスを保つようにとの注意書きや1人分のスペースにバツ印が書いてあったり、コロナウイルス対策の一環で法律が一部改正され、ペナルティ制度も検討されたりという徹底ぶり。マスクも大人・子供とサイズ分けされたものが1人1枚、早い段階で配られています。政府の対策が厳しい分には安心感はありますが、同時に常に緊張感のある日々を送っています。そんな中で、テレビ電話システムを使用して久しぶりに娘のお友達とのプレイデートを設定したのですが、お互いの顔を画面越しに確認した瞬間に出る満面の笑みを見ると、こんな状況下だからこそ、改めて本当に大切なものを娘に気づかせてもらいました。(2020年4月12日取材)

 

VERY2020年6/7月合併号「Me&My Life 番外編 世界中のママたちは新型コロナとどう向き合ってる?」より。

 

 

▼シンガポールでの自粛中の過ごし方を写真で紹介

政府から配られたバーガンディ色のマスクを着用して娘とランチを近くの公園で。
いつもは満員のバスもガラガラ、隣同士で座らないようにとシートにソーシャルディスタンシングの注意書きが。
娘の一番のお楽しみは画面越しにお友達に会うこと。

 

取材・文/yukari、有馬美穂 編集/鈴木恵子
*掲載中の情報はすべて取材当時のものです。地域により状況が異なる場合があります。

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