VERYモデルズの豪華絢爛ファッションショーや人気スタイリスト池田敬さんによるトレンド実況、注目の新連載『男がわからない!』のスピンオフ 小島慶子さん×青木裕子さんの贅沢すぎる生対談、多彩なブースなど、VERY誌面を詰め込んだような構成に会場は熱狂の渦となりました♡
誌面を飾る数多の写真の中から、VERYモデルズがそれぞれに思い入れのある写真をピックアップ。
その写真を選んだ理由や撮影エピソードを赤裸々に語ってくれました。
VERY的注目ブランド3ブランドによるファッションショー!手を伸ばせば、届きそうな距離のランウェイ。モデルズが登場するたびに、会場からはアツイ歓声が上がりました。


定番の白×白コーデも
パンツをコーデュロイにして今年顔
セットアップ大流行の今季は
チェック柄で差をつけて


小物でなく服についたファーが
新鮮!ストールも効かせて
テラコッタは投入するだけで
秋らしくなく最注目カラー!


ボリュームファーが効いた
トップスで脱マンネリBLACK
Tシャツレイヤードに見えて
セットアップな変化球に注目


ハードル高めのカーキはまず
ネイビー合わせからスタート
市民権を得たロングカーデは
フェレットでアップデート


羽織るだけでモードな羽織は
前を閉じてワンピ仕様にも!
人気継続中のボリュームスカートは
+ベルトで脚長効果


ママにこそ挑戦して欲しい!
派手色は赤がオススメカラー
園行事OKなトラッドには
旬のボトルネックがオススメ


今季もスカーフやボリュームスカート、セットアップあたりは人気継続中。加えるだけで女らしくおしゃれに見えるスカーフは、今季なら六夏さんのように縦長のラインを意識すると◎。畑野さんのファートップスや、和香さんの変り種のセットアップも、ちょっとした非日常感が女らしさを引き立てます。ウェブさんの着ていたハッと目を引く赤などの派手色や滝沢さんのオールホワイトのように、秋冬こそ華やかで明るいカラーを手にとってみて下さいね。

10月号から始まった、青木裕子さんの連載「男がわからない!」。今回はTBSの大先輩、小島慶子さんを迎えての、誌面を飛び出した!スペシャル対談が実現しました。
旦那様+息子さんに囲まれるお2人の生活は、思わずみんなが頷く“あるある”話の宝庫!で大盛り。
VERYモデルズがそれぞれに思い入れのある一枚を選ぶプログラム後半戦。
この回では、実際のご家族との共演撮影秘話など、ここでしか聞けない裏話も飛び出しました!

10月号で大きな話題を呼んだ企画『いい母の定義なんて、誰が決めた!?』を再構成。
男の子ママの六夏さん、女の子2人のママのウェブさん、そして4人のお子さんを持つ東原さんが、自身の子育てを振り返りながら、それぞれの想いを熱く語ってくれました!
六夏:最初は、この『いい母の定義なんて、誰が決めた!?』ってタイトルを聞いた時はすごくいいなって。自分が読みたいなと思ったんです。でも、いざ自分が発言する立場になったら、やっぱり勇気が必要でした。
佳子:わかる、怖いよね。
六夏:それで気づいたんです、自分の中にも「いい母」への定義にとらわれる気持ちがあるんだなって。前々から感じていたけど、改めて実感して。
佳子:VERYっていう雑誌そのものが、私たちの生活のほんの一部を切り取ったもの。しかも、最高に良く見えるように作られたシチュエーションをページにしてるんです。誌面を見て、それが「お母さん」というものなんだって思ってもらうと、すごく危険。だからこそ、この企画を通して、本当の私たちをさらけ出すのは、すごく大事な意味があることだったと思います。
六夏:私自身、VERYに出ているんだから、素敵な暮らしをしていないとダメなんじゃないか、と思ったりしてた。
亜希:あとは、Instagramとかね。
六夏:そう!こんなに子供に手をかけなきゃいけないんだとか、私も苦しくなることがあって。だから、この企画を通して、何か伝えられたらと思ったんです。そこでお話しさせていただいたのが“お弁当頑張るのやめました”宣言。最初、自分を励ますつもりで、お弁当写真をブログやInstagramにアップしてたんですけど。当然、おにぎりに卵だけ、なんて日もあって、でもちゃんと作った日しかアップできない自分がいて……。以前は、彩りや栄養バランスを考えたお弁当を作れなかった日の自分が許せなかったんです。でも、できない日もある、頑張るのをやめるって決めた今は、「今日は時間がないから、ごめんコンビニで買って!」って(笑)。
佳子:私もある!パン屋さんで買って、娘たちに持たせたことある。
六夏:お箸入れ忘れたりなんてしょっちゅう。そんな自分が許せなくて、こんなの私だけなんじゃないかって苦しかったけど、そんな自分を認めようって思えたんですよね。その一つがお弁当。頑張れる日は頑張れる、無理なときは無理。そもそも子供が完璧がお弁当を望んでいたかというと、実は「今日はお弁当買ってね」と言うと、息子は「イエーーーイ!!」みたいな(笑)。
亜希:逆に喜ぶんだよね。
佳子:私は土曜日の朝、早起きするのをやめました。結構金曜日の夜って、友人とのお付き合いの席があったり、仕事でパーティーに出席しなきゃならなかったり、夜中まで原稿を書いたり。月から金まで走り抜けて、その上、土曜の朝6時半に起きて完璧な朝食を作るなんて、もう無理かもって。子供たちに「自分たちで自由に朝ごはん作っていいよ」とか「コーヒーも豆から挽いていいよ」っていったら、なんと、出来たてのコーヒーを私に届けてくれるようになったの。実は、友人の中に「積極的に怠けてみたらどう?」って言ってくれた人がいて。怠けるって、すごくネガティブなイメージだけど、それをあえて積極的にするのもいいかもって思えて、子供たちに任せてみることにしたんです。最初は、キッチンも台風が通ったあとみたいだったけど(笑)、今はお片づけもちゃんと覚えて。
亜希:私はね、子供が4人いるんですけど。一番下が双子なんです。双子って本当に可愛いんだけど、9割は大変なことばかり。自分の時間なんて、今は皆無に等しいです。昔は、“自分って、周囲にどう見られているんだろう?人付き合いのいいお母さんでいたいな”とか“誘われたら、少しでも顔を出さなきゃ!”そんなことばかり気にしてた。4人の子供たちの母となった今は、開き直って「ごめん!行けない」って断れるようになりました。
佳子:(会場を見回して)ほら、皆うなずいてる!
亜希:今、一番上が小学生、次が幼稚園、下が保育園に通っていて。それぞれの場所でそれぞれのお母さんとのお付き合いがあると、すべて参加っていうわけにもいかなくて、もう諦めました(笑)。やっぱり子供が小さいうちは、子供との時間を最優先にしたい。自分の中の優先順位を決めたら、すごくスッキリして!今は、どっぷり子供と過ごそうって、割り切るようになりました。
六夏:企画誌面で印象に残っているのは、読者さんが語られていた『子供といられない罪悪感』について。“週5保育園に預けて仕事をしているけど、週末もべったり過ごさない”とか“シッターさんに預けることに罪悪感をもたない”というエピソード。“仕事で離れている時間がある分、子供と一緒に過ごさなきゃ、でも自分の時間だって欲しい……”と思う自分に、ずっと罪悪感を感じていたので、すごく共感しました。
亜希:私は『電車ではiPadをやらせています』というお母さんのエピソード。電車内でやらせていると、乗客の方の中には“またそんなものをやらせて”って思う方もいるのかもしれないけれど。我が家も、家ではまったくさわらせない代わりに、電車や飛行機ではやっていいこと にしているんです。周囲の方にどう思われているんだろうっていうのを気にしなくなったら「今だけおもいきりやっていいよ」って言ってあげられるようになりました。
佳子:今や小学生がアプリを作っちゃう時代だもんね。小学生の男の子が席替えのためのアプリを作って販売していたり、アプリの専門塾があったり、ある意味、英才教育かもしれないよ(笑)?『やめてみる』というのをやってみて。そこでまた気づくことがあると 思う。
六夏:『自分はやれてない』じゃなくて『十分やっているんだよ』っていうベースで考えられるようになると、サボる自分も許せてあげるようになるかな。
佳子:積極的に怠けて(笑)!
亜希:Instagramばかりみているとその完璧な世界感に苦しくなっちゃうから、誰か「ダメスタグラム」みたいなの作ってくれないかなって思う時がある!「私、今日こんなにダメだったよ」って投稿しあうの、それをみて励まされたい(笑)。
六夏:それ、私も見たい!みんなもう、十分頑張っていると思う。私も心がけているんですど、自分を褒めてあげて、ダメ出しをしない。それができるようになると、子供や家族、周囲にも優しくなれると思います。
佳子:お母さんになると“精神的に強くならなくちゃ”って思い込んでしまいがちだけど、“できない自分”も認めて、たまには、隣にいるご主人に甘えてみてください。そしたらきっと、今より少しうまくいくかも。
亜希:お二人の意見を聞いて、私は“そうか、積極的に甘えていいんだ”って、思えるようになりました。4人の子育てに追われて、生きるのに必死というか、常にごはんの準備に追われているんですけど(笑)。これからは、ちょっと怠けてみようかなって、すごく気持ちが軽くなりました!