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VERYこども遊び研究所 Vol.6「こどもの絵でクッションをつくろう」

外出がままならないとき、お天気に恵まれないときは、おうちの中でいかに子どもを楽しませられるかが目下の課題。そんなママやパパを応援するおうち遊びのアイデアを、毎週ご紹介しています。
今回は、こども向けワークショップなどを通じてモノづくりやあそびを提案、おもちゃデザイナーでもあるSTUDIO pippiのしげおかのぶこさんによる工作アイデアです。

 

 

<今週のママ遊び>

 

「 こどもの絵のクッション 」

こどもが描く絵や線はとても愛おしく感じられます。
成長とともに描くものや描き方も変わっていき、その変化を見るのも面白いです。
うちの息子も絵を描くことが好きで、今までにたくさん描いてきましたが、そのほとんどを保管しています。
普段は紙に描きますが、5歳の誕生日は何かの形で残そう!と思い、布に絵を描いてもらいました。

そのまま額に入れて飾るのもいいですが、息子と話し合い、クッションをつくることにしました。
ということで、今回はこどもの絵のクッションのご紹介です。

 

《 用意するもの 》
・布(表用、裏用)
・わた
・針、糸
・ペン
・はさみ
・鉛筆など

 

1.布に絵を描きます。
今回は生成りの布に描きました。
大きさも好きなサイズでOKですが、この絵は 30×15cmくらいの布を使いました。
ペンは水性ペンを使用。(水をこぼしたりするとにじみますので、心配な方は油性ペンで)
こどもはどうしても枠からはみ出しがちなので、この中に描いてね、と枠をつけてあげると良いです。
写真でうっすら見えるでしょうか、黄色のペンで枠を描きました。

また、絵を描く時は、ペンの色が机に付いてしまうことがあるので、布の下に紙やダンボールなどを敷いておくと安心です。

 

 

2. 絵が描けたら、上下左右5cmくらいの幅をあけて、裏の布と一緒にカットします。
裏は息子が選んだ黄色の布を。
お子さんと一緒に好きな色や柄を選んでアレンジしてみてくださいね。

 

 

3. 絵を裏返して、クッションにしたい形を鉛筆で描きます。
息子はできるだけ「恐竜の形にしたい」ということで、絵から2cmぐらいのところに線を描きました。

 

 

4.裏の布とあわせて、線の上をハサミでカットします。

 

 

5.線の上を縫っていきます。もしも、お子さんが針や糸に興味があって、「やってみたい!」というようであればぜひチャレンジを。まだ小さいお子さんは大人が縫ってあげてくださいね。

 

 

残り5cmぐらいのところまで縫えたら、玉留めをして裏返します。

 

 

6. わたを詰めます。鉛筆などで端っこの方まで押し込んでくださいね
わたは100円ショップでも手に入ります。

 

 

7.まんべんなくわたを詰めたら、残りの部分を表側から縫って出来上がり。

 

 

クッションの他にも色々作れそうです。

小さな絵は、息子が拾ってきた石コレクションの中から良さそうな石を選んで、
ペーパーウェイトにすることにしました。これは恐竜の卵だそうです。
クッションの時と同様の手順で布を用意。わた→石→わたの順に入れて縫います。

 

 

布や糸もこどもに選んでもらいます。裏の布は水色、糸はピンク。
サイドもなかなかいい感じ。

 

 

もう一つの大きな恐竜の絵もクッションに。
仕上がった、恐竜2つと恐竜の卵でごっこあそびをしていました。

 

 

最後に並べてもらった写真がこちら。
恐竜と恐竜で卵をまもっている、のだそうです。

 

 

裏はこんな感じ。
わたを入れたモコモコのフォルムもかわいいです。
こども部屋に飾ったり、上から吊るしてもいいですね。

 

 

プレゼントにも喜ばれそうなので、おじいちゃん、おばあちゃんへの贈り物や
今月の父の日のプレゼントにもいかがでしょう?
ぜひ親子で楽しくつくってみてくださいね。

 

つくった作品はぜひ#studiopippi_play #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてください。

 

写真・文/しげおかのぶこ

◉STUDIO pippi しげおかのぶこさん

おもちゃ・教材などのデザインをはじめ、こども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりやあそびを提案。雑誌や広告などのメディアでも活躍中。おもちゃブランド gg*のデザイナー。5歳の男の子ママ。Instagram:@studiopippi

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