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VERYこども遊び研究所 Vol.5「自分の顔で福笑い」

外出がままならないとき、お天気に恵まれないときは、おうちの中でいかに子どもを楽しませられるかが目下の課題。そんなママやパパを応援するおうち遊びのアイデアを、毎週ご紹介しています。
今回は、自身のインスタグラムでも紹介される親子遊びが本当に楽しそう!と話題の井出武尊さんの遊びアイデアです。

 

 

<今週のパパ遊び> 

「自分の顔で福笑い」

 

福笑いってもともとヘンテコな顔だから、そりゃあ変な顔になるよね。だったらヘンテコじゃない顔でやってみよう。

 

ということで自分の顔の写真をパシャリ。A4サイズ目一杯くらいに大きく出力。この大きさの自分の顔を見るのはやや照れる。

顔の写真をハサミで頭、眉、目、鼻、口、とバラバラに切り分けていく。ヒゲを生やしている人ならヒゲもあってもいいし、耳だってあって良い。

 

頭を切り分けたところで、ちょっと脱線して娘と大笑い。遊びなんだから楽しければ脱線したって構わない。

隣で娘もキャーキャー言いながらやっている。自分の顔の写真を切るのってなんだか悪いことをしているみたいで、それが楽しい。ハサミを使うから指先を細かく動かすトレーニングにもなる。

全部切り終えたらこんな感じ。右がパパ、左が4歳。流石に親子、なんか似てる。すでに面白い。

試しに色画用紙で顔のベースを作ってみた。パーツの位置や角度が変わるたびにまるで別人になる。娘は「あなた本当にパパ !?」と楽しげに話しかけている。

さらに、髪の毛を髭にしてみたり、眉毛を髭にしてみたり。どんどん変な顔になっていく。

 

さらにさらにいらなくなったチラシや雑誌も使っちゃおう。クレヨンや色鉛筆で描き足すのも楽しい。右の写真の人なんてもう目は時計だし、鼻はたこ焼きだし何が何やら。

遊び終わったら綺麗な色の画用紙に貼っておけばそのまま飾っておくこともできる。またやりたくなったら、今度は表情を変えて写真を撮れば、全然違うヘンテコフェイスができるから何度やっても楽しいもの。

よく知っているはずの自分の顔が、全く別の人になってしまうおかしな福笑い。親子でパーツを交換しても楽しい。

 

パーツの位置や角度のわずかな違いで、表情は大きく変わってくる。「これは怒っている顔だね」とか「なんだか緊張している感じだ」など、どのように変わったのか、親子で声に出しながら楽しんでもらいたい。

 

ところで、福笑いってこんな感じだったけ?

 

遊んでみた作品は、ぜひ#takeruide  #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!

\教えてくれたのは/

◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、学校教育以外の選択肢を構築するべく広く活動中。2020年4月現在、4歳3ヶ月の“姫”と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide

写真・文/井出武尊

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