ぐっち夫婦の「悩みごとなんて料理で解決できる！ 」126

 

SNSの総フォロワー数が100万を超える仲良し夫婦のお料理ユニット@gucci_fuufu。YouTubeのチャンネル登録数も10万人を突破し、臨場感たっぷりの動画で、楽しく、わかりやすく、たくさんのレシピを発信中。

2025年もあと少し！ スーパーにも、おせちの材料が並びだし、年末年始の献立を考え始めている方も多いのではないでしょうか。正直、おせちは作らないけど、ちょっとだけお正月を感じる惣菜がほしい…という方必見！ いつもの献立以上、 おせち未満のお正月常備菜レシピです。
年末の忘年会続きの疲れた胃腸にも、大根がひと役買ってくれるかもしれません。

 

＜今月のお悩み＞

お正月のおせちはすっかり買うようになったのですが、市販のおせちって結構味濃いものが多いですよね。食べているうちにちょっと疲れてきちゃうんです。

自分でちょっと箸休め的な一品を作りたいのですが、お正月感もあってさっぱりしていて、サッとできて、贅沢言えば保存も利くもの、ないですか？

（38歳、8歳男の子、6歳女の子ママ）

 

<今回の解決レシピ>

お正月のなます感覚で
大根を切って混ぜるだけ。

「ゆず香る
さわやか大根とツナのマリネ」

【材料（2人分）】

大根…300g

ツナ（油漬け）…1缶

塩…小さじ1/3

酢…大さじ2

ゆず果汁…大さじ1

しょうゆ…小さじ1/2

ゆず皮（千切り）…適量

 

【作り方】

①大根は薄いいちょう切りにする。

 

②塩をふって軽くもみ、10分おいて水気をしっかりしぼる。

 

③ボウルに酢、ゆず果汁、しょうゆを混ぜる。

 

④大根と、油を軽く切ったツナを加えて和える。

 

⑤皿に盛り、ゆず皮を振る。

 

＜POINT＞
忙しい年末でも簡単に作れる、「大根とツナのゆずマリネ」。大根を薄く切って塩もみし、水気をしっかりしぼるだけで準備完了。ツナとさっぱりしたゆず風味のマリネ液に和えるだけで、短時間で仕上がります。ゆず皮を散らせば見た目も華やかになり、お正月や特別な日の箸休めとしてもぴったり。さっぱり味でおせちの合間にも食べやすく、家族みんなで楽しめる一品です。

 

＜解決するのは…＞

ぐっち夫婦

美味しいことはもちろん、20分で完成を目指し、少ない工程で簡単にできちゃう栄養満点のレシピを次々発信するぐっち夫婦は、まさにママの味方！ なかよし夫婦のかけ合い料理動画も話題です。ごはんが進む一品料理が得意なTatsuyaさんと、栄養士でもありサラダや副菜の引き出しが多いSHINOさん。

気温の高い日が続いていますが、年末はグッと気温も下がるのだとか。ぐっち夫婦のインスタグラムには、20分でできる「豆腐と豚肉のごま香る豆乳鍋」「鶏肉と白菜のミルク煮」「ウインナーと根菜の和風ミネストローネ」など、アツアツの鍋やスープレシピが続々登場。クリスマスを過ぎると急に鍋や和食に惹かれるという方は、ぜひぐっち夫婦の鍋＆スープレシピ、チェックしてみてくださいね♪

 

＜今回のゆるっとアンサー＞

年末年始のこってりも

お節料理の飽きも

ゆずの香りで

さっぱり爽やかに解消

 

夫： おせちって途中でちょっと飽きがきちゃったりするよね。

 

妻： わかる！　そんなときにおすすめなのが「大根とツナのゆずマリネ」だよ。さっぱりしてるけど、お正月らしいゆずの香りも楽しめるよ。

 

夫： へえ、作るのも簡単なの？

 

妻： うん、めちゃくちゃ簡単！　いちょう切りにして塩もみした大根を、ツナを入れたマリネ液に和えるだけ。

 

夫： それだけでいいんだ！　保存もできるの？

 

妻： もちろん。冷蔵庫で保存すれば数日持つから、おせちの合間にちょっと箸休めとして出せるのも便利だよ。仕上げにゆず皮を散らすと見た目も華やかになるしね。

 

夫： お正月にぴったりだね。味もさっぱりで、濃い味の料理の合間に食べるとホッとするな。

 

妻： そうそう。作るのもサッとできるから、忙しい年末でも負担にならないよ。

<ライターワタナベが作ってみた！ >

無類のゆず好きで、ゆずポン酢に柚子胡椒、ゆず味のお菓子はついつい購入してしまうのですが、フレッシュのゆずってこんなにおいしかった？！ というくらい爽やかで、常備野菜どころか箸が止まらず、ママ友からも大評判。あまりに香りがいいのでゆず皮を追加して混ぜ込んでみました。年内にもう一度、大根１本分作って、実家やお友達にも配りたいくらいおいしかったです。余ったゆずの皮をあますことなく千切りにして、果汁も絞ったので、しばらくはゆずフレーバーのお鍋や果汁ジュースを楽しみたいと思います。

この企画を担当しているライター・ワタナベは10歳女の子・8歳と4歳の男の子ママ。今年も１年間、お付き合いいただき、ありがとうございました。我が家は年末恒例の湘南へ。子どもたちは父親との宿泊面会へ行き、私は関東の友人と会ったり、ひとり時間を満喫するという習慣ができました。子どもたちも電話で湘南のお友達と遊ぶ約束をしたり、とても楽しみにしている様子です。田舎へ移住したので、世界が狭くなったように感じてしまうかもしれませんが、移住前の関係性を継続できて、再会すればアッという間に打ち解けて、笑顔でそれぞれの生活を報告し合っている姿を見ると、ずっとこんな関係が続くといいなと思います。みなさまも、よいお年をお迎えください。

 

撮影／須藤敬一（ぐっち夫婦）　取材・文／渡邊里衛　編集／井上智明