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June/July 2020

2020年5月7日発売

890円(税込)

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脳科学者が教える、子どもの脳を鍛える5つのおうち遊び

ーー園や学校に行けず、家にこもりっきりの今。おうち生活ですぐ実践できる「子どもの脳を鍛える遊び方」を、10万部超のベストセラー『「賢い子」に育てる究極のコツ』(文響社)の著者であり、8歳の男の子パパでもある脳科学者・瀧靖之先生にインタビュー。未就学児〜小学校低学年くらいまでのお子さんにオススメの遊び方を、教えてもらいました。

 

家事の合間に5分でもOK!
“親と一緒に遊ぶ”が子どもの脳を育む

実は家の中でできる、子どもの脳を育む遊びはたくさんあります。ポイントは、ただ「〇〇で遊びなさい」と一方的にいうのではなく、「親がそれを楽しんでやっている姿を見せる」こと。

子どもは基本的に模倣=真似をして、色々なことを習得します。

脳には模倣に特化した”ミラーニューロン”という機能があります。社会性に関わる脳の領域で、目の前の他者の動作や行動、さらに表情まで脳に映し出し、自分が実際にやっているかのように脳内で体験し、実際に自分が模倣することで新しいことを学んでいくのです。

課題を課すよりも、お絵かきでも読書でも、親子で一緒に楽しむことで、ミラーニューロンの働きを活性化させ、子どもの脳の発達がいっそう促せます。

また、親子でコミュニケーションをとりながら楽しむことは、親子の愛着形成につながります。幼児期の愛着形成は、その後の精神安定に非常に大切だといわれています。

なにも、無理して始終べったり一緒に遊ぶ必要はありません。家事やリモートワークの合間の10分でも、5分でも、十分に効果はあります!ママ・パパもゆったりした気持ちで、ひととき子どもと楽しく遊んでみましょう。

 

 

脳を鍛えるおうち遊び ①
“身近な生きもの”の図鑑を親子で開こう

ーー子どもを賢く育てるには図鑑がいちばん、という瀧先生。特に、今の時期は「親しみのある生きもの」を見るのがおすすめだそう。

私は「賢い子は好奇心が強い子」だと考えています。脳には、自らを変化・成長させていく力があり、これを「可塑性」といいますが、好奇心が強く、探究心が強いほど、この力を高めることができるからです。

子どもたちの好奇心を伸ばしてあげるのに、最も有効なアイテムが図鑑です。いろいろな情報が子どもの好奇心を刺激し、絵や写真があることで、言葉を司る領域だけでなく、空間を認知する領域など複数の脳の領域を同時に活性化できるからです。

特に、今の時期なら、動物館や水族館で目にできる動物や魚、野山で見つかる草花といった図鑑がおすすめです。

そして、今の状況が落ち着いて、外出できるようになったとき、ぜひそれを見せてあげてください。「図鑑(バーチャル)で見ていたものを実際(リアル)に目にする」という体験は、脳にとって大きな刺激になります。子どもの好奇心を押し広げ、知識を定着させるでしょう。

「いつか見にいこうね」なんて話しながら、親子で図鑑をのんびり眺めましょう。

瀧先生が監修した『moveはじめてのずかん みぢかないきもの』(講談社)
身近な生きものは、時期が落ち着いたらぜひ実物を見にいってみて。

脳を鍛えるおうち遊び②
お絵かきはママ・パパからお題を出してみて!

お絵かきは、手先を細かく使うことで、脳の運動に関わる領域・運動野の発達にプラスの影響を与え、創造性の機能も高めることができる遊びです。好きなものをひたすら描く、想像した自分の世界を描く、何かを見て描く…どれも脳の働きに大変効果的です。

もし、自由に描くことが難しかったり、飽きてきたりしたら、親がお題を出すのもひとつの手。与えられたテーマを元に想像を膨らませたり、自分なりに工夫したりすることは、より高度な脳のトレーニングになります。

あくまで、子どもの感性の赴くままにやらせてあげる、完璧を求めないことが大切なので、「こうしなさい」などの口出しは控えて。描いた絵に対しては、ポジティブな評価をしてあげましょう!

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