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2020年7月7日発売

890円(税込)

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子どもの習い事、週5は通わせすぎ?|専門家が答える“教育虐待”Q&A

Q.3

週5回の習い事。平日は幼稚園から直行で、のんびりする時間はありません。どれも本人がやりたいと言い出したので、無理に通わせているわけではないのですが、周りからは「毎日習い事!?」と驚かれることも。やはり詰め込みすぎでしょうか?(5歳・男の子ママ)

 

 

A.体調不良や機嫌などを注意深く見極めましょう

本人がやりたがると言いますが、子どもは何でも新鮮なのでやりたがります。ただ、それを提示しているのは親ですよね。これをやると親が喜んでくれる、交換条件を提示されているというメッセージを感じ取る子もいるかもしれません。子どものキャパシティには個人差がありますが、親が見極めるのはとても難しいので、それなら無理な詰め込みはしない方がいい。そう考えると、この量はちょっと多いでしょう。子どもはまだ言葉でコミュニケーションをとれないため、嫌なら言いなさいというのは無理。お腹が痛い、元気がない、トイレにしょっちゅう行くなどはSOSのサイン。ストレスを抱えているのかもしれないので、その時は辞めさせる勇気を。

答えてくれたのは…
●古荘純一先生
小児精神科医。青山学院大学教育人間科学部教授。現在も医療臨床現場において、神経発達に問題のある子どもや不適応状態の子どもの診療を行っている。「親の期待に応え続けることは、子どもにとって本来の姿を否定され続けること」だとし、そういった子どもたちは精神疾患を発症するリスクを抱えてしまうと警鐘を鳴らす。著書に『教育虐待・教育ネグレクト』『日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか』など多数。

撮影/古本麻由未 取材・文/宇野安紀子 編集/フォレスト・ガンプJr.
*VERY2020年4月号「受験勉強だけじゃない、過剰な習い事も… もしかして、教育虐待?」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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