VERY November 2020
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November 2020

2020年10月7日発売

780円(税込)

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小1だけじゃない!“小学生ママの壁”リアル体験談|学童卒業、中学受験、思春期

「小1の壁」が周知されたと思ったら、続々と現れた「小4の壁」やら「小5の壁」やら……もしかして小学生って壁だらけ!?次から次へと迫り来る壁のリアルな体験談を先輩ママに伺いました。

小学1年生のポイント

新生活スタートで親子ともに何かと不安な時期。PTAや保護者会は平日になり、ワーママは仕事の調整にひと苦労。学童18時問題や夏休みの預け先、やたらとある行事の振替休日など、物理的・精神的に問題は山積み!?

◉ワーママがまずぶち当たる〝学童18時まで〟の壁
(H.Hさん 小6女の子ママ)
保育園時代は21時半まで延長保育可能、夕食もお願いできた生活から一変し、学童は18時帰り。近所に民間学童はなく、一人で家に帰ることを怖がったので、週2回ずつの公文とそろばんで20時、塾も週1回で19時までと、毎日習い事を入れることで何とか解決。繁忙期はこれでも間に合わず、シッターも駆使しました。何かとお金で解決しているので、公立小なのに貯金ができません。

◉学童に慣れたと思ったら、冬の暗さが思わぬ壁に
(N.Fさん 小5男の子ママ)
手厚かった保育園と比べると学童があっさりしたものに感じられ、連絡帳もなく子どもの様子があまり見えず不安でした。さらに、1年生の冬になり日も短くなると、18時には真っ暗。暗い中帰るのを怖がったので、夕方早い時間に帰らせることにしたら、今度は一人でお留守番する時間が長く、本人が不安に。仕事中に何度も携帯が鳴るのには困りました。

 

小学2年生のポイント

学校や学童にも慣れて比較的穏やかだけど、宿題が増えて大変になったり、学習面でつまずき始める子もチラホラ。特に算数の単元が増えて複雑になるので注意が必要。また、お友達関係のトラブルも見かけるように。

学校に慣れて一安心のはずが、友達とのトラブルが浮上
(A. Iさん 小5女の子ママ)
2年生になり子どもたちの気も緩み始めたのか、友達の間で大小様々なトラブルが起きるように。直接巻き込まれることはなかったのですが、神経質なところがある娘は、物がなくなる、時間に遅れそうといったことにとてもナーバスになりました。ようやく小学校生活に慣れたと思ったら、このタイミングで?と戸惑いましたが、役員をやるなど学校と密に連絡を取ることで、上手に乗り切れたと思います。

 

小学3年生のポイント

穏やかなのは夏まで。秋以降、受験検討組は準備モードに。受験のメリット・デメリット、塾選びなど膨大な情報収集や、説明会や体験授業に駆け回ることに。2月には塾通いが始まって、再びの新生活にアタフタ。

◉受験の情報収集や説明会等で、慌ただしく
(R.Mさん 小4女の子ママ)
小3の2月から通塾が始まるため、秋頃から、受験をするかしないか、するとしたらどこの塾がいいのか、友達と一緒と別のどちらがいいのか。ママ友の口コミや本やネットで調べ尽くしたり、説明会や体験授業をいくつも申し込んだり、色々と情報を集めなくてはいけないのが大変でした。

◉塾通いが始まった新生活に、親子ともにイライラ&疲労
(A.Sさん 小6男の子ママ)
周りで学童を辞める子が増え、息子も辞めることに。一人での留守番がまだ心配で、放課後の受け皿として塾に入れましたが周りは本気で受験を目指す子ばかりで、我が子は落ちこぼれてしまい、頑張らせなくてはと親ばかりが本気に。慣れない塾通いで疲れた子どもとの足並みが揃わず、衝突ばかりでしんどかったですが、しっかりと話し合い、親子ともに意識を入れ替えるきっかけになったと思います。

 

小学4年生のポイント

学童の卒業が急増し、放課後の行動範囲が広がるので、塾や習い事などスケジュールの再検討が必要に。思春期の入り口でいじめや不登校の子も出てくるころ。受験サポートのためキャリアチェンジする人も。

◉慣れない鍵っ子生活に、トラブルが続出!
(K.Mさん 小6女の子ママ)
学童は3年生までの我が地域。習い事や塾で自由時間がないのも気の毒だと鍵っ子にしたら、鍵を持ち忘れて、近所のママ友から「〇〇ちゃんが鍵を忘れて、雨の中、家の外にいる」「鍵がないみたいだから、一緒に買物に連れて行こうか?」と連絡が来ることが頻発。今はお友達が通っているピアノを一緒に始めたり、塾に行かない子で遊んだり、自分なりの方法を見つけて楽しんでいます。

◉思春期や受験ストレス…友達問題が深刻化
(E.Kさん 中2女の子ママ)
思春期に入り、塾通いが始まった子もストレスを抱えていたのか、塾に行っている子と行ってない子の間でヤキモチ問題が発生。また女子はグループが確立し始め、板挟みになった我が子のケアも苦労しました。担任の先生に恵まれ、話し合いを通じて先生が上手に子どもたちをまとめてくれました。

◉学童卒業で生活リズムが変化し、体調も不安定に
(O.Nさん 小5男の子ママ)
学童を辞めて毎日の生活が変わったからか、朝に片頭痛や腹痛を訴えるように。遅刻して私が学校まで送ることも増えました。また、自由時間が増えたので行動を把握できず、仕事中、心配になることも。塾に入れて、曜日ごとのスケジュールを立てて、ゲームや遊び先の報告など、親子間のルールを徹底しました。子どもも徐々に自主的に行動できるようになりしっかりしたので、次は私の子離れが課題です。

小学5年生のポイント

思春期・反抗期も始まり、子どもとの向き合い方が難しい時期。受験勉強と習い事の両立で悩み、子どもとバトルが絶えない家庭も。物理的には楽になるけど、精神的には負担増。一人で抱え込まずに夫婦でタッグを!

◉思春期真っ只中で、いじめはないのに不登校に
( I.Sさん 小5女の子ママ)
長女は順調だったのですが、次女が小5の春から不登校に。いじめや学校に問題があったわけでもなく、自分自身の心の問題だったようで余計に解決策が難しく、親子で相当悩みました。そのまま夏休みになり、2学期からも不登校だったらと不安で仕方なかったですが、逆に区切りがついたのか、2学期から登校できるようになりました。女の子は、思春期に差しかかるこの時期が一番難しいのかなと思います。

◉突然始まった激しい反抗期に、中学受験を断念
(S.Kさん 中3男の子ママ)
反抗期が始まった5年生。今まで素直だったはずが親のコントロールが全く利かなくなり、途方に暮れました。中学受験をさせたかったのですが、友達と離れたくないという本人の強い意志を覆すことはできず。だいぶ衝突しましたが、結局は断念しました。親が構いすぎても良くないと思い、何でもある程度は本人任せに。私が仕事をしていて少し距離を取れたのが、お互いにとって良かったのかなと思います。

◉成績低下も、相談相手がいなくて孤独に
(K.Aさん 小6男の子ママ)
息子が成績不良を抱え込んで、朝起きられなかったり塾を休んでしまったり、相当辛かったです。周りは受験する子ばかりでママ友にも心を開けず。小5で学習内容が複雑になるのでつまずく子は多いと塾の先生に言われ、親がしっかりフォローすることで徐々に上向きに。息子も安定してきました。

6年生のポイント

小学校最後の年で学校行事も多く慌ただしい1年。特に女の子は思春期真っ只中で心身共に不安定、友人関係のトラブルも頻発し、心配なことも。受験組はストレスも出費もMAX。親子の二人三脚が欠かせません。

◉勉強とメンタルのケアに、夫婦の協力が不可欠
(Y.Kさん 中2女の子ママ)
本格的な受験期になり、これまで以上に管理が必要に。親の思うように進まない勉強、ライバルにもなり得るママ友に本音が話せないジレンマ、思春期の娘。イライラの募る日々でした。塾の予定と勉強スケジュールを私が立てて、必ずチェック。受験直前は過去問などのフォローが大変で、夫も巻き込みながら何とか乗り切りました。働く母にとって大事なのは時間よりも密度だと思っていましたが、時間をかけずに乗り切れないものもあると痛感しました。

◉共働きの受験サポートで、止まらない出費
(K.Hさん 小6男の子ママ)
小学校では最高学年として色々とイベントがある上に、勉強伴走が必須。過去問コピー、採点、模試の分析とやることは山盛りなのに、共働きで親が面倒を見る時間がないのと、なまじ資金が潤沢にあるので、通常の塾+個別塾+家庭教師と出費が止まりません。子どもの勉強に頭を悩ませながら働くのは本当に大変ですが、仕事がなければ鬱になっていたかも。仕事があって良かったと思うかどうか……。

イラスト/村澤綾香 取材・文/宇野安紀子 編集/鈴木恵子
*VERY2020年2月号「小1だけじゃない!学童卒業、思春期問題、中学受験……乳幼児期より大変かも 小学生ママって壁だらけ?」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。

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