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4人のママ・東原亜希さん「嫌われてもいいから“子育ては楽しい”と発信したい」

ママ友との会話はついつい「子育て=大変、つらい」になってしまいがちだし、メディアでもいかに子育てが大変な課題かを発信されがちな現実。そんな今のムードについて、VERYモデルの東原亜希さんにお話を伺いました。

子沢山代表!VERYモデル
東原亜希さんに聞きました

嫌われてもいいから、
子育てが楽しいことも、
人生を楽しんでいることも、
どんどん発言していきたいと思ってます!

撮影/倉本侑磨〈Pygmy Company〉

うちは子どもが4人いるから「大変ですね~」と言われることは本当に多く、特に下の2人が双子だとわかったときは生まれる前から心配していただくことが多かったのですが、海外の友人たちに報告すると軒並み「おめでとう! あなたはラッキーね」と祝福されて。その反応のギャップには驚きました。と同時に嬉しくて。だから子育てをポジティブに語ることに私は賛成。そのためには、普段から大変、ツラいより、単純に“好き”にフォーカスするようにしています。例えば私の場合、ご飯を作るのは好き。でも子どもと一緒に遊ぶのはそんなに好きじゃない。だったら友だちを呼んでランチしながら子ども同士で遊ばせようとか、おにぎり作って公園行っちゃおうとか。長男の学校はお弁当が注文できるんですが、いちいち注文する方が私には面倒くさい。あとは子どもの栄養面などは自分で管理したいというのもある。だからお弁当は作る。宿題をみるのが向いてないなぁと思うので、だったら教えるのが上手い夫に任せたり、もう塾代稼ぐから塾へ行ってください、みたいな(笑)。嫌いなものは手放す、そしてそのことに罪悪感を抱かない、が私の子育てを辛く感じさせないルールです。社会が10年前よりずっと子育てしやすくなったのと同じように、私たちの代で罪悪感を手放していかないといけないなと思っています。最近始めたYouTubeでは、嫌われたらどうしよう!? とかママモデルの印象としてどうなんだろう!? みたいな心配はもうやめて、「私はこんな人です!」「私は今これが好きなんです!」とできるだけ本当の自分を出すようにしているんです。有難いことに今のところ批判的なコメントではなく、むしろ共感の声が。一定の配慮は必要ですが「今日こんなハッピーなことがあったよ」とか「家族にこんな良いことがあったよ」といった人生や子育てを楽しんでいる発信と共有はこれからもどんどんしていきたいなと思っています。

PROFILE
東原亜希さん
本誌カバーモデル。人気ライフスタイルブランドやアパレルブランドを運営する会社の経営者の顔も。15歳女の子、13歳男の子、9歳双子女の子、4人のママ。夫は柔道家の井上康生氏。

撮影/須藤敬一 取材・文/嶺村真由子 編集/城田繭子
*VERY2024年8月号「【Part4】“子育て=つらい”だけだっけ?」より。

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