VERYライター親子が体験してきたツアーの魅力を3回に分けてレポートします!長男8歳、次男4歳との子連れ旅の旅先は、岐阜県の飛騨へ。
前編に続き、中編では2日目の様子をお伝えします!
【前編はココから】チェックできます。
厳選スポット①
北アルプスの絶景に出会える「新穂高ロープウェイ」
日本で唯一の2階建てゴンドラが運行していて、グングン高くなり広がっていく景色に、子どもたちのテンションも上がる一方。
途中駅のしらかば平駅周辺にはレストランや自然を目の前に楽しめる天然温泉も。のんびりと自然散策も楽しめます。
標高2,200mの展望台には、日本で一番標高の高い所にある郵便ポストがあります。長男は、販売している木製はがきでパパにお便りを投函。「ほんとに届くかなー」と半信半疑ながらも、満足そう。
この日はあいにくの雨でしたが、晴れていれば北アルプスの山々に囲まれたダイナミックな景色を堪能できます。春夏秋冬それそれの季節の表情も楽しめるそう。
とにかく山の空気は澄んでいておいしい!
都会育ちの息子たちに、この感覚を伝えたかった、来てよかったと確信。
厳選スポット②
「長尾農園」と「地場産市場ひだ」で朝採りの新鮮野菜
無農薬有機栽培にこだわっているという長尾さんのトマト農園へ。特別なご配慮で、トマトをその場で収穫、試食体験をさせてもらいました。「なんでこんなに甘いの!?」「フルーツみたい!」と驚く子どもたち。
採れたて新鮮な野菜の美味しさを実感しながら、農家の方々の思いや手間があってこそという事に改めて感謝。子どもたちには“自然の恵みに感謝する”気持ちを伝えていきたいです。
「地場産市場ひだ」ではフルーツトマトが1箱500円!東京で買うトマトがどれだけ高いのかを思い知らされました。宅急便手配もしてもらえるので、野菜や果物をお土産にするのもおすすめです。
厳選スポット③
世界遺産 白川郷合掌造り集落
昼食後は白川郷合掌造り集落を散策。この時はゲリラ豪雨!ズボンは膝までずぶ濡れに。子供たちはここまで濡れちゃうならと開き直って、アトラクション感覚で楽しんでいました。都会だと多少の雨も気にするけれど、自然の中だと不思議と気にせず居られたり、それも良き思い出に。
この集落には大小100棟余りの合掌造りが数多く残り、今でも実際に生活されている方々がいます。
子どもたちは、ずいぶん急な角度の屋根とその分厚さにびっくりしていました!合掌造りの住居は一部開放されていて、昔の農村文化・生活・暮らしを感じることができます。
先祖代々の家を大切に守るために欠かせない、定期的な茅葺き屋根の葺き替え。集落の人々が集まって助け合いながら行う作業は、まさに「相互扶助」。歴史的建造物としての景観のすばらしさに加えて、人と人とのつながりを深めるその風習が美しいことも、世界遺産として評価されたと言われています。
厳選スポット④
下呂温泉 湯ノ島館
2日目の宿は、下呂温泉の湯ノ島館。天皇陛下も滞在されたという歴史ある温泉旅館。登録有形文化財に指定されている本館と、タイルや窓の細部のデザインがレトロで素敵な洋館。昭和モダンな雰囲気漂う空間です。
大人でも迷う程の広さがあり、館内スタンプラリーに子どもたちはワクワク!ラリーが完成したら賞品も。老舗旅館なので親としてはドキドキしていましたが、キッズフレンドリーで一安心。
温泉は源泉をそのまま引いているので、大浴場に露天風呂、部屋のお風呂やシャワーに至るまで下呂の名湯を堪能できます。
子連れにありがたいのは夕食の部屋食。先に子どもが食べ終えてしまっても、周りに気兼ねすることなく大人はゆっくりお酒や食事を楽しめます。お風呂付きの部屋はベビー連れにも安心ですよね。
2日目 ≪スケジュール≫
9:00 新穂高ロープウェイ
12:00 昼食&地場産市場ひだへ
13:00 トマト農園
15:00 白川村 荻町集落散策
18:00 下呂温泉 湯ノ島館
最終日の旅の様子は後編へ。