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2020年4月7日発売

890円(税込)

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キス写真拡散、ネットいじめ…プロに聞いたわが子のSNS対処法【うちの子スマホ事件簿②】

スマホデビューは低年齢化している様子。子どもにスマホを持たせる事情は人それぞれですが、お子さんは安全に使えていますか? 安全対策と抜け道はいたちごっこ。親に知識がなければ子ども興味は簡単に越えていきます。まずは今どきの事情をアップデート!
“うちの子スマホ事件簿”第2回目は、おしゃべり、イジメ、悪ノリetc.、日々変貌しながら多発中の「SNS事件」への対処法。
一般社団法人全国ICTカウンセラー協会、ネットいじめ対策協会の安川雅史さんに教えてもらいました。

CASE①

学校の宿泊研修中に
インスタライブを配信。
当然親呼び出しです。
(横浜市在住/中3女の子ママ)

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CASE②

付き合っている2人のキスや
ちょっと過激な自撮りを、
別の子がスクショして拡散。
ちなみにこれは友人の子どもの
学校の話でしたが、
我が子の学校でもあったと
聞いてゾッとしました。
(港区在住/高1男の子ママ)

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CASE③

アプリで加工したクラスメイトの顔画像に、
セクシーな体や動物の体を合成して拡散。
それが原因で不登校に。
本人たちは遊びの一環だったようですが、
相手は仲良しグループではない、
クラスでもおとなしいタイプの子。
ダメージは大きすぎたようです。
(市川市在住/高1女の子ママ)

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◉解決策

親の価値観も問われます。
スマホ時代の人との距離感、
境界線を親子で話し合って。

文字だけのSNSでは些細なことで喧嘩になったり、感情的になりキツイ言葉を書いてしまう傾向がありますが、画像も含めデジタルタトゥーとしてずっと残ります。ネットいじめはいじめている意識が希薄でいたずら感覚。目の前に顔が見えない分、相手との距離感が摑めないのでしょう。またネットは集団対1人の構図になりやすく、エスカレートする原因にも。子どもが何か悪いことをする時は自分の部屋でコソコソしがちなので、スマホを使う場所をリビングに限定するなど、後ろめたいことはしづらい環境を考えて。ただ、親がずっとママ友グループでLINEをしていたり、SNSに子どもの顔をアップしているようでは、子どもは親の言うことなんて聞きません。親自身の態度を見直すことも大事。子どもにもプライバシーがありますし、スマホの中身を一個一個読むのは過干渉ですが、ある程度は子どもを信じたうえで、子どもの変化を注意して見守ることを忘れないでください。

 

★他にもこんな事件簿が!★
✔️女子中学生ですが、インスタのダイレクトでいじめがあるそう。インスタパトロールをし合い、スクショして先生にチクったり。その主導が娘と知ってショックでした。

✔️つねにLINEが鳴りひびき、未読100件超えは当たり前。知り合いかも?には不特定多数の人があがり、いつも冷や冷やします。

✔️開くと違法サイトにつながり高額請求されるURLがLINEで友人から送られてきたそう。不幸の手紙の現代版!?

\教えてくれたのは/

一般社団法人全国ICTカウンセラー協会
・ネットいじめ対策協会
安川雅史さん

高校教師として教鞭をとった後、全国webカウンセリング協議会理事を経て、2019年現職に。ネットいじめ、不登校が専門。全国の学校などで年に数二百回の講演を行う。

イラスト/本田佳世 取材・文/宇野安紀子 編集/磯野文子

*VERY2019年8月号「スマホデビューは低年齢化!もはや人ごとではない うちの子スマホ事件簿」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。各サービスは変更または終了している場合があります。

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