今年の夏こそ久しぶりに海外!というファミリーも多いのではないでしょうか。今おすすめしたいのは、シンガポール! 2023年5月、シンガポールに新しい観光スポットがオープンしたんです。
© Mandai Wildlife Group
※2023年6月現在の情報です。
こちらの記事も読まれています
ナイトサファリや動物園にプラスして
今年からは「バードパラダイス」!
シンガポールといえばシンガポール動物園やナイトサファリなど、街歩きだけでなく動物好きにとっても魅力溢れるデスティネーションですよね。今回、シンガポール動物園なども含まれる「マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ」に「バードパラダイス」が開園しました。オープンにあたり都内で行われた発表会に出席、魅力をレポートします!
アジア最大規模の“鳥の楽園”!
© Mandai Wildlife Group
「バードパラダイス」は、絶滅危惧種も含まれる400種類、3500羽の鳥たちが暮らす8つのウォークスルー型の鳥類公園です。自然に近い形で生物が生息し、カラフルな鳥たちを間近で観察できるのが魅力! 8つの放し飼いのエリアやペンギン施設などを含む10のゾーンで貴重な鳥たちの姿を見ることができるほか、鳥たちの自然な姿を間近で見られるプレゼンテーション(ショー)も用意。バードパラダイスはナイトサファリやシンガポール動物園から無料循環バスで2、3分という距離にあります。サッカー場24場分という広大な敷地ですが、園内シャトルも走っているので子連れでも移動は困らなさそう。
© Mandai Wildlife Group
鳥たちをただ眺めるだけでなく、レストランやショーも楽しめます。ペンギンコーブでは、歩いたり水中を泳いだりするペンギンたちを見ながら食事ができるレストランとカフェの2つを併設。フラミンゴを見ながらセットランチやアフタヌーンティーを楽しめるクリムゾンレストラン、気軽にローカル料理を食べられるフードコートや子ども向けカフェなど、子連れご飯スポットもセレクション豊富で安心。ペリカンやサギに餌付け体験ができたり、最大2000名が収容可能な円形劇場で行われる鳥たちによる2つのショーもあります。
目指しているのは鳥の楽園
遊びに行くことが、鳥たちの保護に
© Mandai Wildlife Group
バードパラダイスを運営するマンダイ・ワイルドライフ・グループが理想としているのは、人々と野生動物とが共に繁栄する世界。飼育、展示するだけではなく、動物の福祉を考えた最高水準のケアを提供しているそうです。動物保護プロジェクトにも参加し、収益の一部が保全のため役立てられます。また’24年にはカーボンニュートラルを達成させる見込みとのこと。
ナイトサファリ、シンガポール動物園など、シンガポールの人気スポットをおさらい!
© Mandai Wildlife Group
<シンガポール動物園>は今年50周年記念キャンペーンを計画中。オープン・ズースタイルで動物を間近に感じられる、“世界一”との呼び声も高い動物園ですよね。金・土・日・シンガポールの祝日に、野生動物たちと朝ごはんを楽しめるイベントも開催しているのでぜひチェック。公式HP(日本語)
© Mandai Wildlife Group
<リバーワンダー>は、シンガポール動物園の隣に位置する、川と淡水に生きる生物を展示したパーク。世界最大の淡水水槽ではマナティが泳いでいます。ほかに、パンダが見られるのがここリバーワンダー。2021年にはルァルァというパンダの赤ちゃんが誕生。アマゾン・リバー・クエストという川下りも楽しめます。公式HP(日本語)
© Mandai Wildlife Group
<ナイトサファリ>はもう有名ですね。世界初の夜だけ開園する動物園です。広大な敷地をトラムに乗って移動しながら、野生動物と出会っていきます。日本語ガイドもあるので安心! また「イブニング・イン・ザ・ワイルド」という、特別なディナー付きのツアーがおすすめだそう。湖畔のラグジュアリーな大型テントでディナーを楽しみ、動物との触れ合いもできます。公式HP(日本語)
今後、他のパークも誕生する予定だとか。マンダイ野生動物保護区内にはバンヤンツリーによるエコリゾートがオープンするという情報も! 自然との調和が感じられる、ほかにはないエコリゾートになりそうですよね。近年中には完成の予定とのことで、ぜひチェックしてくださいね。
\あわせて読みたい/
▶大人もキッズも大満足!子連れで“はしご”が楽しめる♪ 週末家族のお出かけは虎ノ門横丁へGO!
取材・文/有馬美穂