東京都練馬区にある「ちひろ美術館・東京」(館長は黒柳徹子さん)は、子どもが初めて訪れる“ファーストミュージアム”というコンセプトで作られた、世界初の絵本美術館。バリアフリー、貸出ベビーカーあり、と設備も充実していることでVERYママの間で浸透しつつあるこちらの美術館ですが、8月2日〜10月27日の間、画家・いわさきちひろさん×詩人・谷川俊太郎さんのコラボレーション展が開催されます!
詩人として長年第一線で活躍している谷川俊太郎さんは、ごく身近なものから、無限の宇宙まで、あらゆるものを詩に詠んできました。彼の作品の中には、子どもに向けた詩や、子ども目線で書いた詩も多数。幅広い学年の国語で登場する谷川俊太郎さんの詩の世界が、ちひろさんの絵のイメージとともにすっと入ってきやすくなりますね。
今回、ちひろさんの絵の中に帽子モチーフが数多く登場することに着目し、建築設計だけでなく、数々の展覧会を手がけるトラフ建築設計事務所が、大きな麦わら帽子の形の「子どものへや」を設計。すっぽり隠れる自分だけの部屋のような空間で、帽子の絵や、詩を書くワークショップ、それに絵本の時間と、多数のイベントが開催されます。会期中、谷川俊太郎さんの、帽子にまつわる新作詩の発表もあるのだとか。
暑い夏休み、日々パワーアップしていく子ども達とのおでかけは楽しい反面、ママ達もなかなか大変。涼しい館内で、親子でリラックスして絵本や詩の世界に触れてみるのも良いですね。
企画展「ちひろさんの子どもたち」谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所 2019年8月2日(金)〜10月27日(日)
①トラフの「子どものへや」でのイベント(8月2日〜10月27日)
●ちひろとコラボレーション「帽子を描こう」
●谷川さんとコラボレーション「詩を書こう」
●帽子のなかのえほんのじかん
読み聞かせや手遊びなどを行います。
※毎月第2・第4土曜日11:00〜
※参加自由・無料(入館料別途)
② ちひろの水彩技法ワークショップ「にじみの缶バッジづくり」
日時:8月5日(月)〜8月7日(水) 10:30〜15:00
水彩技法の過程をまとめれば、夏休みの宿題にもぴったり。
※対象:5歳以上、定員:各80名(当日先着順)
※無料(入館料別途)
③ 子どもギャラリートーク
日時:8月19日(月) 11:00〜/14:00〜
※対象:小・中学生
※参加自由・無料(入館料別途)
④ ワークショップ「空気の器」に絵を描こう
水彩絵の具でにじみ模様をつけて、オリジナル空気の器を作ります。
日時:8月31日(土) 10:30〜/11:30〜/12:30〜
※対象:小学生以上、定員:各回8名(当日先着順)
⑤ 谷川俊太郎×谷川賢作コンサート
日時:9月8日(日) 13:00〜14:30
※定員:300名
※練馬区下石神井小学校 体育館
ちひろ美術館・東京
東京都練馬区下石神井4-7-2
入館料:大人¥800、高校生以下無料
開館時間:10:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館)
※8月2日~25日は無休
https://chihiro.jp/tokyo/
TEL:03-3995-0612
テレフォンガイド:03-3995-3001