子どもの感性を育てる上で、絵本はとっても大切なアイテム。世界に名を馳せるイラストレーター黒田征太郎さん絵・文の最新刊『いぬいいこ ねここねこ』は、ただ読むだけではなく、子どもたちがセリフや絵を書き込んで完成させるユニークなスタイル。自由な発想を育む、新しいタイプの参加型絵本なんです。
『いぬいいこ ねここねこ』のテーマは、〝ニンゲンの社会でイチバンたくさんあるハナシ!〟。
①章は、相手のことが嫌いでお互い顔もみたくないと思っているイヌとネコが、自然が与えてくれたふとしたきっかけで、穏やかで優しい気持ちになれるという物語。
②章では、仲良くなったイヌとネコのセリフを思い思いに入れていき、③章では、黒田征太郎さんのイラストをベースに、自分で絵や文を書き足しながら表現し、絵本を仕上げていきます。
黒田先生とのコラボ作品が作れるなんとも贅沢な絵本。コピーもできるので、お友達どうしや大人も混じって一緒に楽しめそう♪ 絵本を読むのが苦手なお子さんには、塗り絵として使うのもおすすめです。
「イヌイイコネコイイコとつぶやきながら、みなさんのスキキライをラクガキしてください」と黒田先生。暖かいタッチで書かれた文字やイラストを見ているだけで、大人もほっこりとした気分に。入園や入学を前に心がざわつき気味のママも、ぜひ一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
さらにこちらの絵本は、カバーでくるんで切手を貼ると、そのままポストに投函ができるというユニークな仕掛けも。いつも孫のお世話をしてくれている、ばあばやじいじへの贈り物にもぴったりです。
■今人舎(IMAJINSHA)
TEL:042-575-8888