元夫と離婚する際、SHELLYさんがいちばん気を遣ったのは「お子さんへの伝え方」。当時3歳と1歳だった子どもたちに説明するときに役立ったのは絵本でした。
「日本はまだ離婚が普通じゃないからこそ、物語が理解の助けになる」と実感したという英語の絵本が、このたび翻訳化。その魅力について語っていただきました。
“日本はまだ離婚が
普通じゃないからこそ
物語が理解の助けになる”
「子どもに離婚のことを説明するとき、親の言葉だけでなく違う形で理解できる方法があったらいいなと思って、絵本を探しました。私は『ママのうちとパパのうち』(原題は『Living With Mom Living With Dad』)という絵本を読み聞かせたのですが、この本にすごく救われました。絵本は子どもに伝わりやすいし、子どもの心の支えにもなる。離婚に関する子供向けの本は日本にはなかなかないのですが外国にはたくさんあります。もう少し大きい子だったら『ココ、きみのせいじゃない』と本や、ドラマや映画もいいと思います。うちだけではなく、同じような家庭があるということを子供が知ることができたら安心できるはず」
SHELLYさん絶賛の絵本が、翻訳化!
『ママのうちとパパのうち』
あらすじ
もう一緒に住んでいない、ママとパパ。だからわたしのおうちはふたつあるの。ママとねこと過ごすときもあるし、マンションでパパと過ごすときもあり…。離婚した両親と女の子の暮らしを描く、めくって楽しいしかけ絵本。
◉『ママのうちとパパのうち』
メラニー・ウォルシュ/作
おおはまちひろ/訳
定価:¥2,090(税込)
出版元:光文社