子どもに雪遊びやスキーを体験させたいと思っても、準備するものも多ければ、赤ちゃんがいると足が遠のく……という声もちらほら。今回ご紹介する「サンメドウズ清里」は、難しい準備もいらず都内からも日帰りで楽しめて、スキースクールが充実! と話題のスキー場。9才&1才のライターファミリーが訪れた模様をレポートします!
行ってきました!
ライター 有馬美穂さん
首都圏から好アクセスで
子連れスキーに最適!
都内からも近く、車で片道2時間程度の「サンメドウズ清里」は山梨県八ヶ岳の南麓、清里高原にあります。標高1900mにあり、夏はさわやかな高原リゾートとして、冬はファミリーに優しいスキー場として営業。今回、私たちは朝6時前に文京区を車で出発、途中休憩をはさみながら8時半には現地に到着しました。驚いたのは、駐車場に入る直前まで道中雪がなかったこと! 清里は晴天率が高く(スキー場も80%の確率で晴れ!)、ほぼ周囲に雪が積もらないのだそう。雪道運転が不安な人も安心です。JR中央線「小淵沢駅」でJR小海線に乗り換え「清里駅」下車清里駅からはタクシーで約5分で好アクセス。
冬の旅行前は家族の(特に子どもの…)体調管理でヒヤヒヤするものですが、サクッと日帰りできるので、お天気や体調を見て気軽に出かけられるのはうれしいですよね。
手ぶらでOK!レンタル&売店が充実
スキー用品やウェアまで一式レンタル可能で、小物類も売店で揃います。現在、コロナ対策でゴーグルや手袋は自分専用のものが必要ですが、ここで全て揃うのでご安心を。調達が間に合わなかったり、うっかり忘れても安心です。最近着用率が上がっているヘルメットも売店で販売されていました。雪遊びグッズもたくさんあるので、手ぶらで来れちゃいます!
キッズに特化した話題のスキースクール
子どものスキー経験者は「スクールがマスト」と口を揃えます。パパやママが教えるとぐずってしまうのが、かなりの“あるある”なんですよね。「サンメドウズ清里」には、日本最大級の「スキッズ・キャンプ」というキッズ専門スキー・スノーボードスクールがあり、このスクール目的で訪れる人がとっても多いんです。2日前までに電話かウェブで予約可能。受付時にもしっかりレベルを確認してもらい、電話予約なら事前相談も可能。インストラクターの層の厚さも魅力だそう! 初めての子から競技会や検定を目指す子まで、合うレッスンが見つかります。受付後はレンタル&板の履き方から丁寧にレクチャーしてもらいました。
初めての子から上級まで細かくレベル分けされていて、内容もスパルタではなく「できる!楽しい!」を優先しながら、子どもに合ったやり方でしっかりとレッスン。予約は2日前までですが、当日空きがあれば受け付けているそう。
実力に合ったレッスンで上達が早い!
スキッズ・キャンプのレベルは6つ。初心者も3段階に分かれ、3才から参加可能でスキーデビューの子でも安心して預けられます。スクール専用ゲレンデ「スキッズ・パーク」には、まだリフトに乗れない子も安全に上がれるベルトコンベア式のスノーエスカレータも。未就学の初心者クラスはMAX3名まで、小学生は7名までと少人数なので、1人参加でもすぐにお友達になれました。久しぶりのスキーだった我が子は、まずは専用ゲレンデからスタート。ハの字をコントロールするためのツールや、前傾姿勢を保てるアーチなど、スキーの基本が楽しく身につけられる仕掛けがたくさん!
下の子も大満足のスノーデビュー!
赤ちゃんがいると、上の子が滑っている間の待ち時間も大変ですよね。我が家も、9才長男は5〜6回スキー経験があるのですが、下に娘が生まれてから足が遠のいていました。その点、「サンメドウズ清里」は、スノーアトラクションも充実。そり遊びやスノースライダーで遊べる子どもに人気の「スノーランド」があり、1才半の娘もお気に入りに。歩き出した1才くらいの子なら、外でたっぷり遊べるはずです。
※「スノーランド」は1名1,200円(大人、子ども共通)支払えば、以降1名につき600円で入場可能。
※「スノーランド」は1名1,200円(大人、子ども共通)支払えば、以降1名につき600円で入場可能。
トイレ内にはベビーベッドと大きめのソファがあり、奥のソファでは授乳もできそう。
有馬さん
\ここがよかった!/
「サンメドウズ清里」をおすすめしたい理由のひとつが「晴天率の高さ」。雪が降っている場合は、いくら防水でもウェアやお顔も濡れてしまいますし、何より寒いですが、ここは吹雪くことが滅多にないのだとか。スキー中の吹雪は子どもも親も辛いので、晴れ率の高さは子連れスキーの重要ポイントです!
「サンメドウズ清里」をおすすめしたい理由のひとつが「晴天率の高さ」。雪が降っている場合は、いくら防水でもウェアやお顔も濡れてしまいますし、何より寒いですが、ここは吹雪くことが滅多にないのだとか。スキー中の吹雪は子どもも親も辛いので、晴れ率の高さは子連れスキーの重要ポイントです!
この日も、朝は曇りでしたが徐々に雲が取れていき、雪がちらつくことはありませんでした。
滑らない派ママも嬉しいおしゃれカフェ
さらにリフトに3分ほど乗ると「清里カフェ」があります。ここは本格イタリアンカフェで、ランチメニューからデザートまで一通り揃います。カフェを目的で訪れる人が多いというのも納得。夏に来ても、とても気持ちよさそう! 今年夏からはBBQが始まるそうで、夏のお出かけ先リストが増えました。
滑らなくても一緒にリフトで山頂へ!
1900mの山頂には、スキーを履かなくてもリフトで登れます。お天気が良ければ赤ちゃんと一緒に上がるのもおすすめ。1人座りできない子には、抱っこ紐があるといいかもしれません。山頂でも丸山珈琲が売っいて、外で飲むこともできます。スキーの合間に暖まったり、景色を見ながらの休憩も。スキーを履いたまま登っても、中級手前くらいのスキーヤーなら十分滑り降りることができます。大パノラマを見ながらのスキーは気分も爽快。9才の息子も滑ることができました。
次回のレッスンまでしっかりサポート
今回息子が参加したのは、午前中のスクール(10:30〜12:30、6,500円)。2番目のイエローを受講しましたが、1回のレッスンでどんどん上達! 次回はブロンズからとのお墨付きをもらい修了(レベルはグリーン、イエロー、レッド、ブロンズ、シルバー、ゴールドの順)。他にも、ランチ込みの1日コース(10,000円。ランチなしは8,000円)もあり、そちらも人気でした。10:30から16:00までまるっとインストラクターさんにお任せできるので、その間滑っている方もいれば、カフェでのんびりと待っているパパママもいて様々だそう。リモートワークもありかもしれません。
息子は「友達もできたし、わかりやすく教えてくれた」とのこと。姿勢などしっかり教えていただいて、滑りがとても安定したように思いました。インストラクターからのアドバイスが書かれた「スキッズブック」で、すでに次回の参加を楽しみにしている様子。何より「楽しかった!」とのことで、親としては息子の成長がとても嬉しい限り。スキー後には車ですぐ近くの「アクアリゾート清里 天女の湯」で源泉掛け流しの温泉に入って温まり、「甲州ほうとう小作」の広いお座敷でほうとうを食べて帰路に。帰宅後、子どもたちは歯磨きをしてすぐ就寝。日帰りでも、とっても充実してリフレッシュできた1日となりました!
今回、有馬さん親子が参加したのは…
「サンメドウズ清里スキー場」
日本最大級の幼児・小学生専用スクール
「スキッズ・キャンプ」
■開校期間:〜2022年3月27日(土)
※積雪状況など天候により若干の変更がございます
■会場:サンメドウズ清里スキー場/ハイランドパーク
(山梨県北杜市大泉町西井出8240−1)
■予約受付:0551-48-4111
有馬さん
東京からもアクセスが良く、充実したキッズ向けスクールが魅力。カフェやレストランも美味しいメニューが揃っていて、滑らない人にも優しい、ファミリー向けのスキー場です。「シーズン中にもう一回気軽に来たい、我が家のお気に入りスキー場になりました!」
information
レッスン当日受付時「VERYウェブ記事を見た」と伝えていただくと受講者(お子さま1名)と同伴者1名にワンドリンクサービス実施中!
※2022年冬シーズン(3月27日終了予定)まで有効
お問合せ先/サンメドウズ清里
☎️0551-48-4111
取材・文/有馬美穂