ママやパパが子どもと一緒に楽しめるおうち遊びを毎週金曜日にご紹介している「VERYこども遊び研究所」。今回は井出武尊さんが、手軽に楽しめる新しいハロウィンアイデアをご紹介します!
お手軽・楽ちん!今年のハロウィンは
「写真で仮装」を楽しもう
近年はすっかり恒例のイベントとして定着したハロウィン。今年は「写真で仮装」はいかがですか?おうちで簡単にできる仮装です。特別な準備もいりません。
上の写真だけ見るととても手の込んだ衣装を作ったように見えるかもしれませんね。でもこれ実は写真に切った紙を貼り付けて遊んでいるんです。だから“写真で”仮装というわけです。
まずは思い思いのポーズで写真を撮ります。ご家庭にプリンタがある場合はその写真をプリントします。コンビニエンスストアのコピー機からもプリントすることができます。また、プリンタがなくてもスマホやタブレットで直接写真に書き込むこともできます。
あとはプリントした写真に仮装をさせていくだけです。工作遊びの感覚で仮装する過程を楽しみましょう。
印刷した紙には色鉛筆では描きづらいので、クレヨンや絵の具がおすすめ。僕はいらなくなった古紙も織り交ぜ、切り貼りしてコラージュ風に楽しみました。絵が得意ではないという方もコラージュならやりやすいかもしれません。
色画用紙がない場合には白い紙を塗ってから切ればOKです。
仮装といっても落書きのようで気楽に楽しめるのも特徴の一つ。子どもの頃、教科書に掲載されていた偉人の顔写真に落書きをしましたよね?あんな感覚で…。してないですか?(笑)
印刷しなくても楽しめるのも良いところ。スマホの写真アプリには「編集」機能がついていますから落書きも簡単です。これなら外出先や移動中でも遊べます。5歳の娘はタブレットで直接仮装。失敗したらやり直しがしやすいのも“スマホ仮装”の良いところ。
プリントもスマホも複製して何度も遊べるところも魅力的です。今年はたくさんの仮装を楽しみましょう!
できた仮装写真はお友だちや離れて暮らす家族に送ることもできます。スマホの写真ならばメッセージでそのまま送ることだってできます。
ハロウィンをテーマに遊んでいますが、写真で落書きする遊び自体はいつでも楽しめます。変身する感覚で色々と試して遊びましょう。
遊んでみた様子は、ぜひ#takeruide #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!
\教えてくれたのは/
◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、遊びのプログラムの開発、ノウハウの提供、情報発信などに幅広く従事。子どもの表現教育のためのミュージアム設立が目標。2021年1月現在、5歳の娘と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide