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【赤ちゃんとボール遊び】家にあるものでできる遊び方4選

ママやパパが子どもと一緒に楽しめるおうち遊びを毎週金曜日にご紹介している「VERYこども遊び研究所」。井出武尊さんが、ママと赤ちゃんのスキンシップを楽しい遊びにアレンジしてご紹介します。

 

 

家にあるもので
赤ちゃんと楽しむボール遊び

今週はボール遊びにチャレンジ。といっても家にあるものでできる、赤ちゃん向けのボール遊びです。はいはいができる頃から立って歩き出すくらいの頃の遊び方です。

赤ちゃんの発達に応じたボール遊びの変化はざっとこんな感じ。もちろん個性もあれば好みも違いますから、すべての赤ちゃんに当てはまるものではありません。

また、なんでも口に入れたくなる時期でもあります。赤ちゃんと遊ぶ時は目を離さないでくださいね。

 

■ほぼ寝て過ごす頃

能動的に遊ぶというよりも、ママやパパの声かけやスキンシップが中心。ボールならば音の出るものを大人が振ってあげて、目や耳で楽しみます。掴みやすいボールであれば、掴んだり、握ったりも楽しい。

■おすわりが安定した頃

両手を使って能動的に何かをすることが増えてきます。赤ちゃんに向かってボールを転がしたり、目の前で左右に転がすことでボールを掴んだり、触れたりします。手でものを掴む練習にもなりますし、目で見たこと(転がるボール)に対して、手で適切な処理(掴む)をするということにもつながります。

 

■はいはいであちこち移動する頃

この頃も転がして遊ぶのがおすすめ。はいはいで追いかけて遊びます。お座りした状態で手だけを使ってボールを投げる赤ちゃんもいるかもしれません。当たっても痛くないもの、遠くまで飛ばないものを選んで存分に楽しみたいですね。

 

■よちよちと歩き出す頃

転がすのはもちろん、繰り返し遊びも楽しい頃だから、ボールを自分で掴んでカゴに入れたり出したりといった遊びも楽しいはず。カゴは、洗濯カゴやおもちゃの収納箱などでOK。最初にママがやって見せてあげると真似して遊ぶと思います。
※転倒の多い時期です。家具の角などには十分注意してください。

赤ちゃんとの初めての生活だと、ボールはまだ持っていないというご家庭も少なくないはず。そんな時は家にあるものでボールを作ります。それぞれに特徴があるので、発達段階や赤ちゃんの好みに合わせて選んでください。

◉結んだタオル

タオルを丸めて結ぶとあっという間にボールの完成。綺麗に転がりはしませんが、赤ちゃんと遊ぶにはちょうど良いと思います。タオルの肌触りが心地よく、感触遊びとしてもおすすめ。タオルの大きさ=ボールの大きさですからサイズも選べます。汚れたらすぐに洗えるのも気持ち良いです。

 

◉丸めた紙

新聞紙など大きめの紙を使います。手を切らないように柔らかい紙を選んでください。紙を丸める過程も楽しい遊びになりますから、赤ちゃんと一緒にやってみましょう。
少しビリビリと破いたりしながらでも良いと思います。半分に切ったり、紐状にちぎったりして最後は丸めてボールにします。
紙の音やガサガサとした質感など、全てが赤ちゃんにとってはワクワクの体験です。紙のボールは当たっても痛くないのもポイント。

 

◉ビニール袋

ビニール袋に空気を含ませたら軽い風船のようなボールの出来上がり。優しく放って遊びましょう。ふわふわと上から降りてくる感じが楽しい遊びです。ガサガサと鳴る袋の感触もきっと興味津々のはず。たくさん触って遊びましょう。

※一人で遊ばせるのは大変危険です。ママやパパは絶対に赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

 

◉ペットボトル

ボール(球)ではありませんが、転がして遊ぶという点ではペットボトルも魅力的。中にビーズやお米等を少量入れれば、転がすたびに音がなり、目にはもちろん耳にも楽しいものになります。はいはいが楽しい頃には特にいいかもしれません。もちろん振って遊んでも良いですね。

赤ちゃんとの遊びは毎日のことだから無理なく続けられるものを。身の回りにあるものを使えば、飽きたら元に戻せば良いので、気軽に楽しむことができそうです。

市販のボールを使うのであれば、硬いもの、口に入るような小さなものは避けましょう。濃い色のものや原色に近いものならば赤ちゃんも見やすいと思いますが、インテリアを選ぶ感覚で、ママ目線で可愛いものを選んだって良いと思います。自分自身が気に入ることもとっても大切ですよね。

 

遊んでみた様子は、ぜひ#takeruide  #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてくださいね!

 

\教えてくれたのは/

◉井出武尊さん Takeru IDE
2004年東京藝術大学先端芸術表現科卒業。子どもと遊びの企業にて多数のプロジェクトに携わり、15年以上にわたって子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。幼少期における表現活動の重要性を感じており、遊びのプログラムの開発、ノウハウの提供、情報発信などに幅広く従事。子どもの表現教育のためのミュージアム設立が目標。2021年1月現在、5歳の娘と毎日遊ぶ様子がSNSを通じてママたちの関心を集めている。Instagram:@takeru_ide

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