VERY August 2021

VERY

August 2021

2021年7月7日発売

780円(税込)

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VERY✖️テレビ朝日「でんぐり返しのその先に!」PROJECT発表が行われました!

今年10月に福岡県北九州市で開催される「2021世界体操・新体操選手権北九州大会」に向けて、VERY×テレビ朝日が体操をテーマにしたこれまでにないプロジェクトを立ち上げました。発表イベントでは、第1部でテレビ朝日ゼネラルプロデューサー・小林麻衣子さんとVERY・今尾編集長が登壇し今回のプロジェクトを紹介。第2部では、メインキャスターを務める松岡修造さんをスペシャルゲストに迎え、VERYモデルの辻元 舞さんも一緒に、子どもの自信と体操をテーマにしたトークをしました。体操を通して子供たちの成長を後押ししている、ある幼稚園の取り組みや、日本体操界を代表する内村航平選手から届いたメッセージ動画の披露も盛り込まれた発表イベントの様子をご紹介します。

でんぐり返しのその先に! PROJECTとは

小林麻衣子ゼネラルプロデューサー

小林麻衣子ゼネラルプロデューサー(以下敬称略)

体操は歴史が古いスポーツでもあり、オリンピックでは98個のメダルを獲得し、日本で1番メダルをとっている競技でありながら、体操の良さをなかなか伝え切れていない、と感じていました。体操を習っているお子さんも多いなか、体操とママや家族の距離を縮め、新しい体操との出会いを導くことはできないかとVERYに相談したところ、体操を通して子供たちに本物の自信を身につけてあげることができるのではないかという今尾さんの視点にプロジェクトメンバー全員が感動。スポーツと女性誌の初タッグを実現させることで生まれた「でんぐり返しのその先に!」PROJECT。このプロジェクトを通して、ますます体操の可能性が広がるのではないかという期待を込めつつ、体操をもっともっとご家族で感情移入しながら見ていただきたいと思っています。

VERY編集長

体を動かすことが大好きな子供たち。習い事のひとつとして体操は身近な競技でありながら、オリンピックで見る体操と言えば神業。体操を知れば知るほど、最近話題の子どもの「自己肯定感」を高める答えのひとつがそこにあるのではないかという考えに辿り着きました。その背景にあったのは、雑誌の取材を通して日々触れ合うママたちの悩みや子育ての課題の中で、子どもの自己肯定感を実際はどうやって高めてあげたらいいか悩ましいという声をよく耳にしていたことや、私自身も子育てしながら日々思うことは、褒めることと叱ることのバランスって親として難しいということ。そんななか、小さい子どもが自分の体を使ってできるようになる体操は、単なる運動やお稽古事ではなく、本物の自信を身につけてあげることができる身近な存在なんじゃないか。子どもが自分で乗り越えて自分で前を向く。先の見えないこれからの時代を堂々と生きてもらいたい。そんな親の思いを体操を通して育めるのではないかと思うようになったんです。今回のプロジェクトを通して、皆さんにとって、体操をもっと身近なスポーツであることに気づいてくれたらいいなと思います。

松岡修造さん×辻元 舞ちゃんを交えた
トークショーの内容はこちら

TOPICS1

体操のよさってなんだろう

松岡修造さん×辻元 舞ちゃん

松岡修造さん(以下敬称略)
我が家の子ども3人に1番始めに習わせたのが体操でした。なぜかと言うと体操は運動の基本でもあり、その中に教育、姿勢、挨拶、掃除など一人の人間の成長に必要な要素があるからこそ、体を操ると同時に心を操ることも学べるんです。
辻元舞さん(以下敬称略)
ちょうど今、長男が体操教室に通っているんです。次はこうしたい!ああしたい!と1つの技を達成すると次のに挑戦したい思いと体の動きをつなげるコントロールにつながることも体操の良さだと実感中です。
松岡
それと体操教室のもうひとつの良さは、先生が、よく話をする。その話は思ったより難しかったりするんですが、動く時間だけじゃなくて、止まって聞く。その聞く時間が素晴らしいと思うんです。舞さんどう感じてらっしゃいます?
辻元
はい(笑)そうですね。見学して見ていると、わーっと動いた後にはぴしっとみんなを整列させて、注目させる。ちゃんと、静と動のメリハリを身につけられると思いました。
松岡
編集長は、子供にとって体操ってどんな感覚だと思いますか。
編集長
からだが勝手に動いちゃうんだと思います。次、また次とどんどん動きを覚えていく。
松岡
そう、たとえば「でんぐり返し」ってすごい前向きな動作だと思います。体も心も繰り返して前にいくことで、自分に自信がついていくんだと思います。
編集長
前に向く力をくれる、というのは、同感です。
松岡
それに加え「でんぐり返しのその先へ!」というVERYさんが気づいたメッセージに力をもらったのは我々ですね(笑)。スポーツだけでなくいろんな広がりを感じられる。テレビ朝日×VERYのいいコラボレーションですね。
編集長
内村選手にさせていただいたインタビューで「体操はいくらコツを教えられても無理。正解がない分、自分でやり方を生み出していいのが体操の魅力。できなくて試行錯誤しながら努力すればするほど自信が高まるんです」。という言葉が印象的でした。はいはいするのも、歩き始めの第一歩も同じ。子どもが初めてできるようになったでんぐり返しとプロフェッショナルな内村選手とがつながっているんだなって実感しました。体操は、子供たちに前を向く力を自然と育んでくれると思うんです。

TOPICS2

子どもの自己肯定感の育成になにが大切か
「親が子供をみてあげることが1番!」

松岡修造さん

松岡
競技に勝った負けただけでなく、それまでの過程の中で何があったかを理解することも大事ですね。テニスのジュニアの合宿を通していつも思うことは、父親と母親では感じ方が違うということ。子供たちが母親に求めていることって何だと思いますか?
辻元
見ててあげることが大切なんじゃないかなって思う。何かやるたび見て見て!ってよく言われるので。
松岡
そうなんです!僕がジュニアの合宿を見てて思うのは、子どもがこの世の中で1番に認めてもらいたいのが母親。勝ち負けなんて本当は関係ない。子供たちにとって、いてくれるだけでいいって思ってくれている唯一無二の存在が母親であって、世界で1番の応援団。見ててあげるだけでいいんだと思います。
辻元
そうなんですね。つい手を差し伸べたり、口を出してしまいそうな衝動に駆られる時もありますが、なるべくあんまり口は出さないように(笑)、見るだけ、応援するだけに徹して、息子達が自分で考えて達成できた時に思い切り褒めてあげるようにしています。
松岡
舞さん!大正解です。

TOPICS3

「好き」を続けられることのよさ

松岡
ここまで話してきて思ったんですが、舞さんは明るいですね! その明るさはどこから来てるんですか。やっぱりユニバーサル・スタジオ・ジャパンですか(笑)
辻元
笑! そうですね、やはりUSJに入る前は高校の音読の授業で音読が自分に回ってくるってわかったらトイレに隠れるくらい、人前に立つとか注目されるのが嫌いで、みんなの前で何かやるなんてとんでもない、と思ってたんですが、ダンスをやるようになって、好きでやってたダンスをUSJで人前で披露するようになって。お客さんが感動する姿、笑顔になる姿を見て、自信が持てたんですかね。

辻元舞さん

松岡
感動を共有するってことなんですね。子供とお母さんにも通じますね。
司会
ダンスをやめたいとは思わなかったんですか。
辻元
それはなかったですね、好きだから続けられたんだと思います。
小林
それがいちばん大事だと内村選手もおっしゃっていました。子どもの好きを親が見つけてあげられたらいいと。

TOPICS4

失敗できるのは子供の特権。
なぜ失敗したかを知ることこそひとつの成長

松岡
私がテニスを指導している中で、1番大切にしていることは失敗すること。そして、失敗した理由ときちんと向き合うこと。失敗できるのは子どもの特権。失敗したらガッツポーズ作ろうぜと伝えています。なぜ失敗したかがわかって、次は失敗しないように考えることってひとつの成長だと思うんです。
編集長
先ほど動画でご紹介したVERYが取材をした矢口幼稚園でも「失敗は挑戦した証拠」というフレーズを大事にして指導されている、と園長先生がおっしゃっていました。子ども達も悔しい気持ちを抱えることもあると思うけれど、でも周りを見て負けないぞ、と思ったり、悔しい気持ちと一緒に成長につなげていける、ということでした。
松岡
そう、オリンピックも含めて、スポーツって何に感動があるんだろう、というと、勝った現場だけでなく、それまで選手が歩んできた道のりです。そのなかに挫折や失敗が沢山ある。僕はずっとそれをインタビューして伝えてきましたが、成功談だけではただすごいだけで終わってしまう。人って失敗したところに大きな気づきがあり、力がある。世界体操・世界新体操でもそれを伝えていきたいですね。
小林
内村選手が「僕だって最初はできなかったんだよ。それを皆に知ってほしい。」と話されていました。できないことが多ければ多いほど、成長の振り幅が大きい。これってアスリートだけに言えることではなし、子供たちにもそれを伝えたいし、それを見守る家族の皆さんの勇気や行動のスイッチに繋がればと思います、それをスポーツを通じて伝えられたら嬉しいです。

イベントの司会をしていただいたのは・・・

MCを務めたテレビ朝日アナウンサー野上慎平アナ、八木麻紗子アナは結婚後初の夫婦共演。「今回のトークセッションを通して自分で考えて自分の力で達成するプロセスを繰り返す体操は、子供に本物の自信、自己肯定感を育むことができるスポーツであることを実感しました。5歳と2歳の子供を子育てしている親としての立場からも学びの多い時間でした」。

\イベントの様子はこちら/

撮影/有馬秀星 ヘア・メーク/KIKKU スタイリスト/斉藤美恵 衣装協力/Theory、NIKE、ATON、As know as  取材/鍋島まどか
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