ママやパパが子どもと一緒に楽しめる“おうち遊び”を毎週金曜日にご紹介している「VERYこども遊び研究所」。
おもちゃブランド 「gg*」のデザイナー、STUDIO pippiのしげおかのぶこさんが、マグネットシートを使った遊びを教えてくださいました。
「アルファベットのマグネット」
ペタペタ貼ったりはがしたり、子どもはマグネット遊びが大好きです。
市販のマグネットもたくさんありますが、子どもが描いた文字のマグネットがあったらいいな…と思い作ってみました。子どもの文字には愛おしさがありますよね。
今回は成長の記録としてもおすすめのマグネット作りをご紹介したいと思います。
《用意するもの》
・マグネットシート ×2枚
・油性ペン
・はさみ
1. マグネットシートをカットする
今回、100円ショップで購入したマグネットシートのサイズは285×200mm。
そのままアルファベットを書いてもいいですが、ある程度サイズを揃えたい場合は、あらかじめカットしておくと子どもも文字が書きやすくておすすめ。
サイズもお好みですが、1枚のシートで15枚とれるようにしました。
ざっくりと鉛筆で線を引いておくと切りやすいです。
アルファベットは26文字なので、マグネットシートは2枚必要。
2枚目を切るときは1枚目で切ったシートを貼ってから切ると下書きいらずでスムーズです。
2.シートにアルファベットを書く
シートに油性ペンでアルファベットを書いていきます。
子どもの書いた文字を記念に残すのにもぴったりなので、自由に書いてもらいました。
小さい子は、大人がシルエットを描いて色塗りをしてもらうのもいいですね。
色のチョイスも息子に任せましたが、カラフルに仕上がりました。
油性ペンで書いた後、すぐに触ると汚れるので、少し乾かしてくださいね。
こんな感じで26文字が完成。
3.アルファベットの形にカットする
切らずにそのままでもOKですが、お好みでアルファベットの形にカットしていきます。
マグネットをカットしたら、できあがり。
4.マグネットで遊んでみよう!
完成したアルファベットでの遊び方はさまざま。
◉文字遊び
アルファベット順に並べたり、単語を作ったり。26文字の中から言葉を見つけて並べるだけでも楽しい遊びに。「APPLE」のように「P」が2つ必要だったり、アルファベットが足り
◉お家の中のどこにマグネットがくっつかな?遊び
家の中のあらゆるものにくっつけてみる遊びです。この遊びもなかなか面白いです。
おそらく一番大きな遊びスペースになるのは冷蔵庫。我が家では他にも洗濯機やキャビネットもマグネットを貼って遊ぶことができました。
ドアノブや椅子の脚、キッチンにあるものにはくっつくかな?と試していたところ、水筒にくっつきました。
◉形作り
自由に好きな形を作ってみる遊びです。子どもの発想は柔軟。文字であっても、何かに見立てて形を作ることが本当に得意です。
シンプルですが、子どもの発想次第で遊び方が広がりそうです。
油性ペンの文字は何度も遊んでいると摩擦で消えてしまうことがあるので、しっかりと保護したい場合は、ガムテープほどの幅の透明テープを貼ってからカットするといいと思います。
子どもの手描きマグネット、今回はアルファベットでしたが、数字や平仮名など、好きな文字でぜひ試してみてくださいね。
作ったらぜひ#studiopippi_play #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてください。
写真・文/しげおかのぶこ
◉STUDIO pippi しげおかのぶこさん
おもちゃ・教材などのデザインをはじめ、こども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりやあそびを提案。雑誌や広告などのメディアでも活躍中。おもちゃブランド gg*のデザイナー。5歳の男の子ママ。Instagram:@studiopippi