頑張り屋のママたちが肩の力の抜き方を知って、もっと楽しく育児ができるよう、専門家たちが“手抜きOKライン”をお答えします。頑張り屋のママたちの不安や心配を手放す連載「“ごめんね育児”をやめてみた」最終回!
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今回の相談
「甘やかしたら弱い子になる?」
Before
大切に育てていますが、時折、人生の辛さも知らずに大人になって大丈夫なんだろうか?なんて考えてしまいます。人生の厳しさに立ち向かえる、強い人になってほしいのです。
「甘やかすことと安心感を与えることは違います」
甘やかすことは「言いなりになること」なので、たしかにいい影響を与えません。ですが、安心感は必要です。この安心感とは、発達に合わせた共感や励ましです(発達を無視した励ましは、突き放すことと同じなので注意)。とはいえ、毎回優しい声を出すのもしんどいですよね。へいへい残念だったね、と流すように受け入れれば、多少はラクかもしれません。
After
《先輩ママのひとことアドバイス》
私にも、孤独に耐えられることを強さだと思っていた時期がありました。でも息子にはもっと人を頼って肩の力抜いて生きてほしいので、その価値観を捨てました!
子育て前や育児中に知っておきたい、月齢・年齢ごとの「肩の力の抜き方」マニュアル好評発売中!
『「ごめんね育児」をやめてみたら、肩の力を抜けるようになりました』
あらいぴろよ著、泉 秀生監修(光文社刊)
・0~1ヶ月(病院に行く目安を知ろう/お医者さんは味方だよ ほか)
・2~5ヶ月(発育に関する感情スイッチは「喜び」だけON/ミルクを吐いても子どもは育つ! ほか)
・6~9ヶ月(離乳食は教科書通りいかなくて当たり前/「○○期」はあくまで目安だよ ほか)
・10~12ヶ月(人に頼っていいんだよ/第三者に悩みを聞いてもらお ほか)
・1~2才(「怒る」と「叱る」を間違えない/しつけは気負わず長い目で ほか)
・3~5才(買って買ってと駄々をこねられた/心にもない謝罪をやめてほしい ほか)
イラスト/あらいぴろよ
※本記事は『「ごめんね育児」をやめてみたら、肩の力を抜けるようになりました』掲載情報を抜粋、再編集しています