頑張り屋のママたちが肩の力の抜き方を知って、もっと楽しく育児ができるよう、専門家たちが“手抜きOKライン”をお答えします。
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今回の相談
「トイレトレーニングは早く始めたほうがいい?」
Before
どうせいつかはトイレに行くようになるんだし、少しでも早く始めたほうが、子どももラクだと思うんです。だから頑張っているのですが、何度教えても失敗するので怒ってしまいます。まだ早いということなんでしょうか…?
「膀胱の成長には個人差があるので急がなくて良し」
ある程度膀胱が発達し、尿をためられるようにならないと、トイレの失敗が増えてしまいます。失敗してもいいのですが、親としては片づけもありますから、心穏やかにはなかなかできません。また、叱れば叱るほどうまくいかないのがトイレトレーニングです。成長を願うことと成長を急かすことは別物です。発達について医師と相談しつつ進めてくださいね。
After
《先輩ママのひとことアドバイス》
成長するとおしっこの量が増えてオムツが決壊するようになります。すると本人もあきらめがついてトイレでするようになるので、時がくるのを待つのも吉ですよ。
子育て前や育児中に知っておきたい、月齢・年齢ごとの「肩の力の抜き方」マニュアル好評発売中!
『「ごめんね育児」をやめてみたら、肩の力を抜けるようになりました』
あらいぴろよ著、泉 秀生監修(光文社刊)
・0~1ヶ月(病院に行く目安を知ろう/お医者さんは味方だよ ほか)
・2~5ヶ月(発育に関する感情スイッチは「喜び」だけON/ミルクを吐いても子どもは育つ! ほか)
・6~9ヶ月(離乳食は教科書通りいかなくて当たり前/「○○期」はあくまで目安だよ ほか)
・10~12ヶ月(人に頼っていいんだよ/第三者に悩みを聞いてもらお ほか)
・1~2才(「怒る」と「叱る」を間違えない/しつけは気負わず長い目で ほか)
・3~5才(買って買ってと駄々をこねられた/心にもない謝罪をやめてほしい ほか)
イラスト/あらいぴろよ
※本記事は『「ごめんね育児」をやめてみたら、肩の力を抜けるようになりました』掲載情報を抜粋、再編集しています