頑張り屋のママたちが肩の力の抜き方を知って、もっと楽しく育児ができるよう、専門家たちが“手抜きOKライン”をお答えします。
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今回の相談
「三つ子の魂百まで…しつけはいつから?」
Before
よくあることわざですが、小さい頃に身についたことが一生を左右するんですよね?心を鬼にしてでもいろいろ教えないといけませんよね?…でも、毎日毎日怒ってばかりになってしまい、苦しいです…。
「3才までにしつけなければ、という意味ではない」
焦る必要はまったくありません。しつけとは、日々の暮らしの中から穏やかに身に着ける「知識」です。毎日目にするもの、耳にする音が自然と育んでくれます。そのうえで意識したいことは、子どもの性質に合わせて「どう生きたらこの子は生きやすくなるのか」を考えることです。
After
《先輩ママのひとことアドバイス》
正直、大人になってから知ったマナーとかもあると思うんで、それを3才までに身につけるのは無理だと私は思う。子どもの性質に合わせて気長にいこう!
子育て前や育児中に知っておきたい、月齢・年齢ごとの「肩の力の抜き方」マニュアル好評発売中!
『「ごめんね育児」をやめてみたら、肩の力を抜けるようになりました』
あらいぴろよ著、泉 秀生監修(光文社刊)
・0~1ヶ月(病院に行く目安を知ろう/お医者さんは味方だよ ほか)
・2~5ヶ月(発育に関する感情スイッチは「喜び」だけON/ミルクを吐いても子どもは育つ! ほか)
・6~9ヶ月(離乳食は教科書通りいかなくて当たり前/「○○期」はあくまで目安だよ ほか)
・10~12ヶ月(人に頼っていいんだよ/第三者に悩みを聞いてもらお ほか)
・1~2才(「怒る」と「叱る」を間違えない/しつけは気負わず長い目で ほか)
・3~5才(買って買ってと駄々をこねられた/心にもない謝罪をやめてほしい ほか)
イラスト/あらいぴろよ
※本記事は『「ごめんね育児」をやめてみたら、肩の力を抜けるようになりました』掲載情報を抜粋、再編集しています