「ぐりとぐら」「そらいろのたね」「いやいやえん」「ももいろのきりん」……中川李枝子さんの絵本や童話は、自分たちが慣れ親しんできたのはもちろん、今まさに子どもたちに読み聞かせているママたちも多いのでは。
そんな人気絵本の作者として知られる中川李枝子さんが書き下ろしたエッセイ、『子どもはみんな問題児。』(新潮社・刊)はママたちの間でちょっとした話題の本。ついに、いつでもどこでも読める電子書籍になりました。
この電子書籍化を記念して、今回は特別にVERY読者のための「立ち読みページ」を作っていただきました。なかでも人気の2話をご覧いただけます。
優しい言葉とともに、中川さんの妹さん・山脇百合子さんによる64点もの心和む絵で綴られるこの本は、中川さんが保育士として働いた17年間を通して〝子どもたちから無我夢中で教わった〟、子育てに奮闘するお母さん、働くお母さんたちへの温かなメッセージ。
ふうっと心が軽くなったり、そうだよねと安心できたり、くすっと笑えたり。まだこの本を手にしてないママは、どうぞまずは立ち読みあれ!
「『お母さんのお腹には
切った跡がある』って、
それが自慢なのよ」
「子どもをうちに
閉じ込めないで」
\本について詳しくはこちらへ/
http://www.shinchosha.co.jp/book/339131/
作家。1935年生まれ。東京都立高等保母学院卒業後、「みどり保育園」の主任保母として、1972年まで17年間勤務。保育士としての経験を生かし1962年に出版した『いやいやえん』で厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、野間児童文芸賞推奨作品賞を受賞。翌年に『ぐりとぐら』を刊行。『ぐりとぐら』は現在までに10カ国で翻訳されている。主な著作に絵本『ぐりとぐら』シリーズ、『そらいろのたね』『ももいろのきりん』など多数。