ママやパパが子どもと一緒に楽しめる“おうち遊び”を毎週金曜日にご紹介している「VERYこども遊び研究所」。
今回は、STUDIO pippiのしげおかのぶこさんによる、新春ムードにぴったりの遊び。段ボールの切れ端と爪楊枝で作れちゃう、とても簡単なコマ遊びを教えていただきました。
ダンボールと爪楊枝で簡単「コマ遊び」
2021年がスタートしました。
昔から伝わるお正月遊びがいくつかありますが、今年はコマづくりをして遊んでみました。
材料はダンボールと爪楊枝、そして折り紙。
本当にこれで回るのかな?と思うほど簡単ですが、予想以上にクルクルと回るコマの模様を親子で楽しみました。これからの寒い季節、おうち遊びにも良さそうです。
《用意するもの》
・ダンボール (厚みが薄いものが切りやすくおすすめ)
・爪楊枝
・折り紙
・のり、マスキングテープ
1. コマの形を決める。
丸、三角、四角、など好きな形をダンボールに描きます。
身近なものでガイドを取るときれいに描けておすすめ。
例えば、丸はマスキングテープをなぞりました。もちろん、手描きのラフな形でもOK。
子どもの希望で他には六角形、平行四辺形などを描きました。
うまく回るかは別として、実験的にいろんな形で試してみるのも面白いです。
2. コマをハサミで切る。
3. コマの飾り付け。
折り紙をちぎりながら、のりをつけてダンボールに貼っていきます。
折り紙をちぎることで、ちぎり絵のように少しお正月らしい和の雰囲気が出ます。
このとき、折り紙がダンボールからはみ出ていても気にしなくてOK。
全部貼ってから裏返して、はみ出た部分をハサミで切ると作りやすいです。
4. ダンボールの中央に爪楊枝をさす。
爪楊枝はそのままさしてもOKですが、ささりにくい場合は安全ピンの先で穴をあけるとスムーズです。
爪楊枝のさし込み具合も自由ですが、爪楊枝の先端が1.5cm前後出た状態でうまく回りました。
作ったコマに合わせて調整してみてください。
※爪楊枝は回すことで先端が潰れていきますが、小さな子どもなど危ないと感じる場合は 先端を机などでこすって潰してから遊んでくださいね。
これで完成です。
折り紙の飾り付けは自由に。
いろんな模様ができそうです。
こちらはストライプ。
こちらは6歳の息子作。
折り紙を組み合わせて楽しそうに作っていました。
爪楊枝もこんな風に色を塗ってもいいですね。
ダンボールに爪楊枝をさすだけの簡単なコマですが、実際に回してみるととてもきれいな模様が見えてきます。
「なんでこんな模様に見えるの〜?」と、回っているときと止まっているときの違いに息子が驚いていました。
コマはいろんな形を作りましたが、うまく回らなかった形もありました。(サンカク、平行四辺形など)
少し大きい子は、回らなかった形が、どうして回らないんだろう?と考えるのも良さそう。
ダンボールですから、きれいに回るまで切って調整することもできるので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。
作ったらぜひ#studiopippi_play #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてください。
写真・文/しげおかのぶこ
◉STUDIO pippi しげおかのぶこさん
おもちゃ・教材などのデザインをはじめ、こども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりやあそびを提案。雑誌や広告などのメディアでも活躍中。おもちゃブランド gg*のデザイナー。5歳の男の子ママ。Instagram:@studiopippi