VERY November 2021
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November 2021

2021年10月7日発売

890円(税込)

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辻元舞さん「長男のことばかり考えて涙したそんな出産前日でした。」

ひとつとして同じエピソードのない“出産”。どんなふうに産みたいかも、人それぞれ。チームVERYの出産体験記をweb限定で公開しています。

今回はモデル・辻元舞さんの、2人目のお話。“ママに優しい”といわれる山王病院での体験記と2歳差育児のお話しです。

*これは個人の体験談であり、全ての方に当てはまるわけではありません。

 

出産後の2人目育児のための産院選び

長男は自然分娩。赤ちゃんファーストの病院だったので、産んだ直後から母乳育児をすすめるためにおっぱいをグイグイ。完全母子同室はすごく良かったのですが、2人目は、帰宅直後から大変なことがわかっていたので、入院中はゆっくりしたかったのでお母さんに優しい病院がいいと思って山王病院を選びました。

 

 計画分娩にしたのは、1人目が当時2歳のイヤイヤ期真っ盛りで、突然陣痛が来て突然その日から入院!となるよりも、ある程度準備ができるかなと思ったから。

 

 

長男、初めてママと離ればなれで大泣き

実際、準備をしたつもりでも、その日を迎えてみると、とにかく大変でした。長男はお腹に赤ちゃんがいるというのはわかっていたものの、ママが病院から一緒に帰れないということが理解しきれていなくて。初めて離ればなれだったので、とにかく泣いて泣いて。

いよいよパパと2人で帰るとき、車の中でエクソシストみたいに大暴れで、本当に大変だったようです。思い返せば私もその時が一番つらくて、不安のあまり夫と喧嘩もしましたし、帰った後も心配でテレビ電話しながら長男と一緒に泣いていました。

そうしたら助産師さんや看護師さんに「出産、不安だよね」と心配され、情緒不安定だと思われたらしく睡眠剤をいただいたり…。でも実は出産に関しては正直全然心配しておらず、とにかく長男のことばかり考えて涙。そんな前日でした。

 

最後のいきみ前にリップを塗る余裕も!

肝心の出産は、前日の夜にバルーンを入れ、出産当日の朝8時半に抜くと同時に、陣痛促進剤を打ち、人工破水させました。陣痛は5分間隔くらいになっても、生理痛くらいであまり痛くなくて、ほぼ全開になってもまだ我慢できるかも?というくらい。経産婦ってすごい!と自分で思っていました。

 

全開近くになったのは10時15分。いよいよ麻酔を追加してもらい、それからは全然痛くなくて。赤ちゃんがグルグル動いて下がってくるのだけがわかりました。そこから5回くらい、いきんだと思います。あと1回で出てきますとなってから、陣痛の合間に「すぐ写真撮るからリップとって!」と夫にお願いして塗るくらい、余裕がありました。

いざ出てくるときに、助産師さんが夫を足元に呼び寄せたんです。「頭出ますよ!」って。普通はあまり足元側からは夫に見せないですよね。夫は血が苦手なのでどうするかなと思ったけど結局足元側に回り、赤ちゃんだけでなく胎盤が出る瞬間を見てしまったらしく、感動よりも前に「ウワァァ〜!! 内臓出たぁ〜!!」とかなりびっくりしていたのがおかしかったです(笑)。

 

無痛だったから、産後の回復も早かったです

 

無痛を経験して、痛みを我慢しないとこんなに回復が早いんだ!とびっくりしました。力が入っていないからか子宮口も柔らかいままで進み、2人目では会陰が切られなくて。だからすぐに座れるし、出産30分後には「お腹減ったー!」と元気にご飯を食べていましたね(笑)。

 

自然分娩のときは、正直「やっと終わった…」というのが最初の感想で、かわいいと実感するまで時間が必要だったのですが、今回は生まれた瞬間から「かわいい!」と思えたのも、消耗していなかったおかげかなと思います。

 

山王病院は食事もすごく良かったです。器もきれいで、食後に紅茶やお茶菓子も出てきたり。夜には赤ちゃんを預かってくれましたし、すぐミルクに切り替えたいと相談したら、入院中から混合で進めてくださったり、柔軟に対応していただけました。

 

退院したら、夫と長男が太ってた(笑)!

 

入院中もとにかく長男が心配で早く帰らなくちゃ!と思っていたのですが、夫も相当頑張ってくれ、長男なりに適応したようで、3日目くらいから泣かなくなり、テレビ電話もかかって来なくなりました。そしていよいよ退院して帰宅したら、長男と夫が丸々としてて(笑)。夜にコンビニに行ってアイスを食べたり、男同士で好き放題していたようです(笑)。

 

とはいえ、やっぱり我慢していたようで、5日離れて再会した私を前に、退院した日は長男がわがままを大爆発。怒っちゃいけないと思いつつ、怒らなくちゃいけないようなダメなことをわざとしてくるんですね。長男を寝かした後に、もう無理だ!と大号泣しました。

 

出産前から準備した赤ちゃん返り対策グッズ

実は長男、私たちが妊娠に気づく前に赤ちゃん返りしたんです!「赤ちゃん返りしてるね、どうしてだろう?」と言っていたら妊娠がわかって、とても不思議でした。だから絶対に生まれてからは赤ちゃん返りがもっとすごくなるだろうと思い、出産前から哺乳瓶は同じものを2つ用意。赤ちゃんが飲んでいるときは長男にも哺乳瓶で豆乳をあげたり、授乳するときは別室に行ったりして、赤ちゃんに母乳を飲ませているところは一切見せませんでした。

最近テレビで赤ちゃんがおっぱいを飲んでいるのを見て、びっくりしていましたね。

赤ちゃんを守る母性で、上の子がかわいく思えなくなる時があると友達に聞いていたから、そうなりたくはないなと思っていました。

できるだけ長男との時間を取るようにして、2人で一緒に出かけたり、赤ちゃんへのミルクは夫にあげてもらったり。それでも大爆発はしていたけど、抑えてはいけないと受け入れるようにして、うちには赤ちゃんが2人いるものと思い育てました。

あと「○○くんはお兄ちゃんが大好きなんだよ」ともよく言い聞かせていました。そうしていると、大爆発もだんだん収まるように。

ママ友が休みの日に上の子を預かってくれたり、周りの人に支えてもらいながら、赤ちゃん返り期を乗り越えました。

 

赤ちゃん返り、まさかの夫も!?

そういえば、長男の時は夫が赤ちゃん返りしたんです(笑)。なんでも口に出す人なので「なんで俺にはかまってくれないんだ」となっちゃて、びっくり。2人目の時も少し覚悟していましたが、里帰りもせず母も呼ばず、今回は夫婦だけで頑張ろうと話をしていたので、長男と2人きりの5日間で家事もやってくれるようになりましたし、夫にも気持ちの余裕があったみたいです。大変だったけど絆も深まって、結果よかったね、と言い合っています。

産後、1カ月で完ミに移行し、仕事も復帰。3カ月くらいまでは現場に一緒に連れていき、皆さんにかわいがってもらいながら撮影していました。今思えば、皿を洗いながら泣いたり産後鬱っぽくなっていた1人目の時と違い、2人目はどこか余裕があったからなのか、早くに復帰して切り替えがうまくできたからなのか、ただただかわいくて。大きくならないで〜と思いながらここまできました。

 

今は、2人とも保育園。下の子もだんだんやんちゃになってきて、これからまたイヤイヤ期を迎えそうです。上の子のイヤイヤ期がすさまじかったから、これもまた2人目の余裕で、なんとか乗り越えられそうかな、と思っているところです。

 

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取材・文/有馬美穂

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