本当にうちの子のごはん、これでいいの?と毎日の食事に悩むママたちに3食を撮影してもらい、渥美先生に相談。「どのママもよくやっていますよ!」と前置きされたうえで、具体的且つ愛のあるアドバイスしてもらいました!まずは、子どもが大好きな「茶色飯」が多くなってしまっている4歳の男の子ママからのお悩みです。
Q. 基本的に茶色飯。
おかわりもすごいです…!
食欲旺盛、がっつりご飯が大好きな息子。朝は決まってパンとバナナ。昼にカレーを食べて、夜はコロッケをぺろり。野菜はトマトとブロッコリー頼みになりがちでご飯は毎回おかわり。食べないよりは、と思いつつも栄養の偏りが気になります。(A・Hさん 4歳の男の子ママ)
A. 三角食べを意識、時間をかけて食べる工夫を
子どもの体は大事な成長期。おかわりを止める必要はありませんが、あまりに食べすぎが気になるなら根菜や豆類をご飯に混ぜて、食べるのに時間がかかるよう工夫してみるのも良いです。三角食べを心がけ、おかずと一緒に白米を味わう習慣づけをするのも大事。味付け海苔や梅干しはご飯が進みますが、塩分が多いので毎日は避けて。子どもから人気で栄養価が高いブロッコリーとトマトは積極的に使ってOK。でもたまには他の野菜も試してみましょう。
さらにこんなお悩みも…
Q. 大好物でおかわり必至のカレーライス、カロリーが心配!
A. カロリーよりも油分が多いので注意! オクラやかぼちゃなどいろんな野菜を入れて1回で満足感が高まるようアレンジするのも手。
教えてくれたのは……
渥美まゆ美さん
管理栄養士、フードコーディネーター、料理家。保育園勤務時に離乳食、乳幼児食、アレルギー食に携わる。子どもの食育にも豊富な知識を持ち、幅広い分野で食と健康に関わる活動を積極的に行っている。
取材・文/北山えいみ 編集/羽城麻子
*VERY2020年8月号「“3食ストレス”どう乗り切る? 保存版・幼児向け食事栄養バランス表付き 子どもの栄養、これで足りてる?令和のおうち栄養学」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。