外で思い切り遊ぶにはまだ不安があるし、長引く梅雨も蒸し暑さも気になる今の時期は、おうちで涼しく遊びませんか? 毎週金曜日にVERYwebで配信中の「VERYこども遊び研究所」では、ママやパパが子どもと一緒に楽しめる“おうち遊び”をご紹介しています。
今週は、STUDIO pippiのしげおかのぶこさんの遊びアイデア。今年は叶いそうにない「夏祭り」を、ぜひおうちで!
<今週のママ遊び>
「おうちで夏祭り!ヨーヨー釣り 」
夏の風物詩、お祭り。
息子もお祭りが大好きで、甚平さんを着て出掛けるのが夏の楽しみでもありました。
しかし、今年は残念ながら軒並み中止に…。
今年はたくさんの我慢を強いられている子どもたち。
少しでも夏祭り気分が楽しめるよう、おうちにあった水風船で、ヨーヨー釣りをして遊んでみることにしました。
今回は水風船と輪ゴムで作る、簡単ヨーヨー釣りのご紹介です。
《 用意するもの 》
・水風船 (100円ショップで購入可)
・輪ゴム
・モール
・棒 (割り箸でもOK)
1.ヨーヨーを作ります。
水風船に水を少し入れ、空気入れで風船を膨らませて、
※今回は、水風船に付属していた白いパーツをつけて水を入れてから手持ちの空気入れを使用しました。
実際のお祭りで見かけるヨーヨーには長いゴムが付いていますが、あのゴム、なかなか見かけないですよね…。
そこで、今回は輪ゴムを使います。
風船の結び目に輪ゴムを結び、さらに輪ゴムを繋げてお好みの長さにしてみてください。
小さい子は短めの方が引っ掛けやすいかもしれないですね。
こんな感じで、カラーの輪ゴムを繋げるとポップなヨーヨーに。
2.釣るパーツを作ります。
棒にモールをねじって巻き付け、先はUの字型にします。
子どもの年齢に合わせて、釣り竿のようにして難易度を上げたりも。お子さんと相談してみてくださいね。
3.遊んでみよう。
大きなたらいに水とヨーヨーを入れたら準備はOK。
すぐさま手を入れて「冷たくて気持ち〜〜」と息子。家庭用のプールやお風呂に浮かべて遊んでもいいですね。
こんな風に輪ゴムに引っ掛けてつれるかな?
色によって点数を決めて遊んでみるのも楽しそうです。
こちらは、息子が書いた点数表。
対決をして、買った方にはご褒美のおやつがもらえるというルール。
なかなか盛り上がります。
何度か遊んでいるうち、息子は他にも「違う釣り竿を作ってみよう!」と、家にあったクリップとヒモをマスキングテープで巻いてこんな釣り竿も作っていました。
確かにクリップを使うのも良さそうです。
マスキングテープは紙でできているので、数回水に浸すとちぎれていました。(本物のヨーヨー釣りはこれに近いですよね)
「そうか、紙だと弱いからガムテープの方がいいかも!」と、今度はガムテープで巻いたり、いろいろと実験をしていました。
そして、こんな風に2個釣りも!
いつも、「今回はこれを作ってみましょう!」と作り方をご紹介していますが、
こうしたらもっと楽しいかも?こんな素材に変えてみたらどうだろう?と、子どもの「やってみたい!」に従って進んでみると、いつも新しい発見があります。
お子さんの年齢や今興味のあることに合わせて、ぜひ、皆さんも“遊びの寄り道”を楽しんでみてくださいね。
つくった作品はぜひ#studiopippi_play #VERYこども遊び研究所 のハッシュタグをつけてInstagramにアップしてください。
写真・文/しげおかのぶこ
◉STUDIO pippi しげおかのぶこさん
おもちゃ・教材などのデザインをはじめ、こども向けワークショップ『こどもじっけんしつ』を通して、楽しいモノづくりやあそびを提案。雑誌や広告などのメディアでも活躍中。おもちゃブランド gg*のデザイナー。5歳の男の子ママ。Instagram:@studiopippi