梅雨に入ってまた外に遊びに行かせてあげられない日も。そんなとき、家族みんなで楽しめるゲームはいかがですか?小学校低学年の子ども相手に親が負けてしまうこともある、盛り上がるゲームをお届けします。
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“先読み力”を競う、世界中で遊ばれるゲーム
マンカラ
「アフリカや東南アジアで、紀元前から遊ばれていた世界最古のゲーム。6個のポケット×2列並んだボードと48個のおはじきがあれば遊ぶことができ、児童館で見てパパが手作りしました!すべての穴に4個ずつおはじきを入れたら先行後攻を決め、先行から好きな穴1つを選び、中のおはじきをすべて取り出して隣のポケットから反時計回りに1個ずつ入れていきます。それを2人で交互に繰り返し、自分の陣地の全部の穴からおはじきが早くなくなった方が勝ち!というゲームです。どのように石を減らしていけば良いか先読みの力が必要で、パパが本気で遊んで娘に負けて悔しがることも。娘も勝つためのコツを考えて、パパに勝てた時はうれしい!と言っています」(大澤美保さん・6歳の女の子ママ)
毎日欠かさずやっても飽きません!
ドブル
「1枚に8種類の絵柄が書かれたカードで遊ぶゲーム。真ん中に置かれたカードの山から1枚ずつめくっていき、自分の手元のカードと同じ絵柄を見つけて、いち早く宣言した人がカードを取っていくという、シンプルながらスピード感溢れるゲーム。家族みんな白熱し、なんとここ2カ月毎日欠かさず遊んでいます(笑)。4歳の二男には難しいかな?と思っていましたが、瞬発力と同図形発見力が日に日に鍛えられ、今では大人も手加減なしで戦っています。2人から何人でも遊ぶことができ、コンパクトな丸い缶入りで持ち運びにも便利です」(夏ゆかり・7歳男の子、4歳男の子ママ)
迷路を作りながら財宝をめざす
ラビリンス
「全部で34枚ある迷路カードのうち盤面に置けるカードは33枚。余った1枚のカードをゲーム盤の端から押し入れて、また次の人が押し入れて…を繰り返しながら、財宝を取りに行くというゲーム。1枚のカードで迷路がガラリと変わり、思い通りに進めなかったり、逆に気持ちがいいほど道が開けたり、大人も子どもも一喜一憂して騒いでしまいます!下の子もヒントをもらいながら楽しんで参加。子どもの発想に驚かされることもしばしば。長女は迷路のパーツが動く様子を考えることが、算数の回転図形の問題を解くひらめきに繋がっていると言っています。親戚の家で遊んだのをきっかけに長女がハマり、購入しました」(荒牧明奈さん・7歳女の子、4歳男の子ママ)
キューブを転がしたらどうなる?推理力も身につく
Say Cheese! みんなで笑って、はいチーズ!
「一面がネズミの顔、そのちょうど裏面がネズミのお尻になったキューブを、問題に書かれた回数空いているマス目を転がし、すべてのネズミの顔が上を向いたら、あがり!という可愛らしいゲーム。50問収録の問題集が付いており、交代でチャレンジするのですが、相手がブロックを転がしている様子を見てひらめいた!となることもあるので、自分の番以外も子どもは集中しています。理屈がわからなくても、うっかり成功することもあるので、小さい子どもにも勝つチャンスが。さまざまな難易度の問題が入っており、長く遊べるゲームとして重宝しています」(島田ひろみさん・6歳男の子ママ)
取材・文/夏 ゆかり