リモートワーク中心でおうち時間が長くなり、運動不足も気になる今日この頃。パパとの晩酌で気分をリフレッシュ!と思っても、気になるのがおつまみのカロリー。そこで、そこそこ深夜でも罪悪感が残らない簡単・美味しい・ヘルシーなおつまみレシピをご紹介します。ひと手間かけた感じがあるのに、実はさっと作れるレシピだけ!
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◉教えてくれたのは…
料理家・谷尻直子さん
富ヶ谷の予約制レストラン「HITOTEMA」を運営の他、不定期で料理教室を開催。2019年3月末に初の書籍『HITOTEMAのヒトテマ』が発売。
コンビニで買える食材で2品!
「豆腐そぼろの納豆ピリ辛」と
「カマンベールチーズの卵焼き」
豆腐を崩しながら炒めることで、鶏そぼろのような食感に。卵巻きは、塩昆布と水をだし汁代わりに使った、手軽で本格的なだし巻き卵。ピリ辛な豆腐そぼろとほんのり甘じょっぱい卵巻きの絶妙な組み合わせで、お酒も進みます。
■豆腐そぼろの納豆ピリ辛
【材料・大人2名分】
木綿豆腐……1/2丁(200g)
納豆……1パック(40g)
豆板醤……小さじ1
のり……1/8カットのもの3枚(半分に切る)
卵黄……1個分
サラダ油…適量
〈合わせだれ〉メープルシロップ……小さじ1、醤油……小さじ1
【作り方】
①合わせだれの材料を混ぜておく。
②小鍋でサラダ油を熱し、水切りした豆腐を入れて中弱火にかける。木ベラなどで崩しながら炒め、そぼろ状にする。
③ 2へ豆板醤と、合わせだれの半量を加えて水気を飛ばす。
④納豆に合わせだれの残りを入れてよく混ぜる。
⑤器に③と④、真ん中に卵黄をのせ、のりを添える。
■カマンベールチーズの卵巻き
【材料・大人2名分】
卵(Mサイズ)……2個
上で余った卵白……1個分
塩昆布……小さじ1
水……40cc
薄口醤油……小さじ1
みりん……小さじ1
カマンベールチーズ……1㎝×5㎝くらい
サラダ油……適量
【作り方】
①お玉と、サラダ油を含ませたキッチンペーパーを用意する。
②チーズ以外の材料をボウルに合わせる。
③卵焼き器を熱し、軽く「じゅっ」というくらいまで温まったら油をひき、2をお玉1杯分流し入れ、奥から菜箸で畳んでいく。手前まできたらキッチンペーパーで再度卵焼き器に油を馴染ませ、畳んだ卵を奥へスライドし、手前にも油をひいてまたお玉1杯分の2を流し入れる。
④ 3を2回繰り返したら、チーズをのせて卵液がなくなるまで③を繰り返す。最後に巻きすで巻いて形を整えたら、3分くらい置いて出来上がり。
■時短で完成!砂肝とアボカドの和風アヒージョ
火入れ時間の少ない砂肝と、生でもOKなアボカドなら、レストランメニューのようなアヒージョが時短で完成。
【材料・大人2名分】
アボカド……1/2個
砂肝……50g
塩……少々
ニンニク……1片
オリーブオイル……100cc
醤油……小さじ1/2
メープルシロップ……1/2
実山椒……小さじ1
三つ葉……少々
バゲット……適量
【作り方】
①三つ葉は刻んでおく。醤油とメープルシロップは合わせておく。
②皮を剥いたアボカドと、砂肝はスライスして塩を馴染ませる。
③耐熱皿にオリーブオイルとみじん切りにしたニンニク、アボカドと砂肝を入れたら、オーブントースターで7分ほど加熱。
④オーブンから取り出したら①の醤油とメープルシロップと実山椒をかけ、三つ葉をのせる。バゲットを添えて出来上がり。
■そうめんで簡単!桜海老と青のりの和え麺
余りがちなそうめんを使った、ビールが進むピリ辛麺! ラー油はものによって塩気が違うので、足りなければ薄口醤油を一垂らしして。
【材料・大人2名分】
そうめん(またはひやむぎ)……60~90g
桜海老……15g
ごま油……少々
青のり……適量
ラー油……適量
いりごま……適量(たっぷりめに)
レモン……1/8カット(あれば)
【作り方】
①そうめんを熱湯(分量外)で茹でる。
②茹であがったらざるにあげ、ボウルでごま油、桜海老と和える。
③皿に盛って青のり、ラー油、いりごまをかけて、レモンを添える。
■低カロリーで安心♪ わかめのペペロンチーノ
わかめとオリーブオイルが、意外にも好相性!どんなお酒にも合う万能レシピです。
【材料・大人2名分】
乾燥わかめ……約5g 赤唐辛子……1本 ニンニク…1/2~1片 オリーブ油……大さじ3 塩……少々
【作り方】
①わかめは水(分量外)で戻す。
②みじん切りにしたニンニクと、種を取って輪切りにした赤唐辛子とオリーブ油を小鍋に入れる。弱火にかけてニンニクが少し色づいてきたら、わかめを入れて軽く混ぜ、塩をふる。
■和えるだけ!スモークサーモンのキムチ和え
和えるだけ!の手軽さが嬉しい。サーモンの薫香とキムチの辛みが、意外なほどに合います。
【材料・大人2名分】
スモークサーモン……50g
キムチ……30~50g
トマト……小サイズ1個
はちみつ……小さじ1/4
【作り方】
①トマトはザク切りにし、はちみつで和えておく。
②キムチは3㎝程度、スモークサーモンは5㎝程度に切る。
③全ての材料を混ぜ合わせる。
■おもてなしにもいい!
ドライフルーツとマスカルポーネの
ざくざくナッツ
甘かったりしょっぱかったり、食べる箇所によって味が変わるのが楽しい。バルサミコ酢は煮詰めることで、甘酸っぱいシロップのような味わいに。
【材料・大人2名分】
マスカルポーネチーズ……100g
ドライフルーツ……約25g
ナッツ……約25g
バルサミコ酢……大さじ3
メープルシロップ……少々
【作り方】
①サイズの大きなドライフルーツは、小さく切っておく。
②バルサミコ酢を小鍋に入れ、弱火で3~5分煮詰めてとろみをつける。
③ナッツに塩を少々ふり、マスカルポーネチーズ、ドライフルーツと和えて皿に盛り、②とメープルシロップを回しかける。
■さっぱりヘルシー!鯛とかぶのゆず塩
ポイントはゆず皮に馴染ませた砂糖。このひと手間が味に深みを持たせます。爽やかなゆずの香りが、贅沢な晩酌タイムを演出してくれます。
【材料・大人2名分】
真鯛刺身……50g
かぶ……1/2~1個
ゆず皮……2cm×6cmくらい
スプラウト……少量
塩・きび糖……各少量
【作り方】
①ゆず皮をみじん切りにし、きび糖を振りかけて手で馴染ませておく。
②かぶは皮を剥いて薄くスライス(2mm幅くらい)、鯛は1cm幅に切る。それぞれに塩をふって馴染ませておく。
③全ての材料を和えて皿に盛りつけ、スプラウトをのせる。
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撮影/福本和洋〈MAETTICIO〉 フード/谷尻直子 スタイリング協力/菅野有希子 取材・文/森田晴菜 編集/太田彩子
*VERY2019年2月号「ひと手間感があるのに、実はさっと作れる! 夫婦の晩酌タイムに PM11:00の太らないおつまみ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。