お風呂掃除に、洗濯物畳み、いろんなお手伝いがあるなかで、相手の「おいしい!」顔が見えるお料理は、子どもにとっても特別な体験。今日はママやパパに代わり、僕がメインで大好きな香薫ウインナーの朝ごはんを作る。そんなチャレンジに奮闘するキッズとママの様子をレポートします!
“朝ごはん係”が育てる
子どもの使命感や自己肯定感!
キッチンでママのお手伝いをしたことはあっても、ひとりの「朝ごはん」づくりは大きなチャレンジ! 慣れない手つきで野菜を切って、卵を割って、ウインナーを焼いて…、おぼつかない小さな手で作った僕だけの特製朝ごはんでママをとびきり笑顔にできたら、それは自己肯定感がぐっと高まるきっかけに。任される喜び、責任を持つことの大切さ、達成感、“朝ごはん係”で生まれる嬉しいことって、たくさんあるんです。
初めての朝食作りに欠かせないのが、
家族みんなで大好きな香薫ウインナー
今年で発売20周年を迎えた「香薫」は、11種の挽きたてスパイスの風味を生かし、「香り」高くジューシーに仕上げた粗挽きウインナー。油なしで焼いてもまろやかな燻製の「薫り」が特長です。香薫あらびきポーク 90g オープン価格(プリマハム)
\挑戦してくれた親⼦をご紹介/
人気アパレルショップの販売員として勤務した後、妊娠・出産を機に退職。現在はオーガニックにこだわったベビーグッズのオリジナルブランド「スウェルコーブ」を設立。昨年末、第二子を出産し二児のママになり、海の近くで子育てを楽しむ。櫂人くんは、3歳頃からお料理に興味を持ち、今や「かいりシェフ!」と呼ばれることがうれしくて、卵を割ること、愛用のマイ包丁で食材を切ることが大好き。
建築関連の会社に長年勤務するも、ワイン&食好きが高じて退社、飲食業界に転身。フランス料理店に勤務後、『Dora The Food』を立ち上げ、ワインに合う食事を得意とするケータリングやレシピ監修などで活躍。近著『「いつものお弁当」がスパイスで大変身! スパイス弁当』(PARCO出版)。ぱっつん前髪がトレードマークの由依ちゃんは、ママの仕事柄、料理が常に身近にあり2歳頃からキッチンに立つ。
櫂人くんが挑戦したのは…
ウインナー主役のホットサンド!
コロナ禍で、ママとピザを作ったのを機にお料理に目覚めていった櫂人くん。普段のお手伝いはキッチンに並んで混ぜたり卵を割ったり…、だけど今回はママのために一人でホットサンドに挑戦! スクランブルエッグを作って、ドキドキしながらお湯にウインナーを入れてボイル。食パンにキャベツも一緒に挟んでプレス、こんがり焼けたホットサンドをカットしたら、まあるいウインナーが顔を出して見た目も可愛い朝ごはんが完成!
由依ちゃんが挑戦したのは…
ウインナーのくるっとクレープ!
眠い朝も、ママの「クレープ作る?」のひと声に飛び起きるほど大好きなクレープをママへの朝ごはんに選んだ由依ちゃん。粉をふるって卵を割って混ぜてできた生地を、バターを入れたフライパンに流して焼いたクレープは、破れたりくっついたり、ひっくりかえすのにひと苦労でしたが、レタスを敷いて弱火でじっくり焼いたウインナーを乗せたら、左右から順に生地を折り返してできあがり。ちょこっと覗くウインナーがおいしそうなミニクレープです。
作って&作ってもらってみて…
中川珠里さん&櫂人くん
「またいつでも作るから!」と
前向きな気持ちを引き出せる料理の力を実感
昨年末妹が生まれ、2人きりの時間が減った分、キッチンでお手伝いしてもらう時間が親子でとても大事なものに。些細なことでも褒められるたび自信をつけてきましたが、今日は初めて自分だけで多くの工程に取り組んだことで、いつも以上に絶賛され、自己肯定感もひとしおだったはず! 子どもが少々雑に作っても失敗が少なく、ちゃんと一品が完成する香薫。自作のホットサンドはおいしい!と自分でも大満足の出来栄えだったようです。
松島由恵さん&由依ちゃん
“難しい”、“楽しかった!”と
豊かな感情表現が愛しく、成長も感じました
母一人子一人暮らしで、職業柄私もキッチンに長くいるせいか、2歳頃から料理に関心を持ち始めた娘ですが、ほとんどの作業に一人で挑戦したのは今日が初。「ひっくり返すのが難しい!」と悔しがる顔や、「フリフリ、まぜまぜが楽しかった!」と充実した笑顔など、私も手出しをぐっと我慢した分、娘のさまざまな表情に出会えました。香薫に合わせて1/4に畳んだクレープがちょうど娘サイズで、見た目も可愛いくほっこりしました。
お問合わせ先/プリマハム(香薫に関して)
https://www.primaham.co.jp/soudan/
撮影/福本和洋 取材・文/北山えいみ 編集/引田沙羅