たくさんの調味料や食材を使わずとも美味しくて、ささっと作れる気のきいた一皿……。毎日の食卓で私たちが求めているそんな料理に、バッチリハマるのが旨みたっぷり塩昆布。簡単だけど味気ない料理には絶対にならない最強塩昆布レシピをお届けします!
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調味料も食材も、最小限で小料理屋風♡
時短料理は、
塩昆布頼み!
鯛のお刺身
◎即席で昆布締め風に
〈作り方〉鯛のさく(適量)を薄くそぎ切りにしてバットに並べ、軽く塩を振っておく。お皿にこんもりと盛り付けて塩昆布をのせ、すだちを添えて一緒にいただく。茗荷、カイワレ、大葉は細かく刻んで水にさらしてから添える。
「塩昆布と鯛の刺身をあえれば、手間のかかる昆布締めを簡単に楽しむことができます。鯛に軽く塩をしておくことで塩昆布と馴染みがよくなり、味が決まります。すだちをきゅっと搾って。」
おつまみコーンマヨ
◎大人の舌も満足させる一皿に
〈作り方〉とうもろこし(1本)を2〜3分茹で(いつもよりかために)、実をはずしてマヨネーズ(大さじ1と1/2)、米酢(小さじ2)であえる。茗荷(1/2個)と大葉(2枚)は刻んで混ぜ、軽く刻んだ塩昆布を少量、パラパラッと散らす。
「子供が大好きなコーンマヨ。刻んだ塩昆布で旨みがアップしてお酒にも合う一品に。コーンのシャキシャキとした食感を楽しみたいので茹ですぎに注意。少量の酢で味が引き締まります。」
夏野菜の浅漬け
◎だし昆布代わりで旨みUP
〈作り方〉きゅうり、なすを各2本、セロリ1本をすべて2㎜程度の輪切りにし、塩であえておく。水けを絞ってレモン汁1個分(大さじ3)と塩昆布であえ、ごまを振る。
「サラダ感覚でいくらでも食べられてしまう浅漬け風。野菜類に塩を振って余分な水けを取っておくことが美味しさのコツ。塩昆布は醤油分が溶けだすと黒くなるので、食べる直前にあえて。」
塩昆布焼きそば
◎肉なしでも満足感アリ
〈作り方〉ピーマン(4個)は横に細切り、しいたけ(4個)は薄切り、にんにく(1かけ)はみじん切りに。フライパンにごま油(大さじ3)をひき、にんにく、しいたけ、ピーマン、塩を入れて炒める。油が回ったら焼きそば蒸し麺(2玉)を入れてさらに炒める。火を止めて塩昆布を加えて混ぜる。
「ペペロンチーニ風の塩焼きそばに旨みのある塩昆布で味付けした誰が食べても美味しいと言ってもらえる自慢の一品。ピーマンは仕上げに加えてシャキシャキの食感を残すのがポイント!」
塩昆布トースト
◎おやつにもぴったり!
〈作り方〉お好みの厚さの食パン(2枚/今回は8枚切りを使用)にバターを塗って、トースターでこんがり焼く。刻んだ塩昆布を振りかけ、大人の分には黒七味も振りかける。
「喫茶店の海苔トーストのイメージで作ってみたら大成功。塩昆布を細かく刻むとバターと馴染み、味がよく絡みます。大人にはぴりりと風味のいい黒七味でさらにクセになる味わいに。」