ホームパーティより一段カジュアル、真冬のおうち外交に「鍋」はもってこい。とはいえ、いつもよりは多少オシャレで美味しくしたいから、おうちごはんの達人arikoさんの知恵を拝借! 今回は、みじん切りのザーサイを入れた鶏団子が主役の「ザーサイ鶏団子鍋」をご紹介します。
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【材料】
〈鶏団子〉
・鶏挽肉……600g
・ザーサイのみじん切り……大さじ6
・長ねぎ……1/2本
・生姜……1片
・全卵……1個
・片栗粉……大さじ2
・胡椒……少々
・水菜……1束
・エノキダケ……1パック
・豆苗……1パック
・胡麻油……適量
【作り方】
❶ボウルに鶏挽肉、洗ってからみじん切りにしたザーサイ、みじん切りにした長ねぎ、おろした生姜、卵、片栗粉、胡椒を加えてよく混ぜる。
❷沸かした湯にスプーンですくってぽんぽんと落としていく。浮き上がったら鶏団子は完成。浮いたアクはすくう。
❸ざく切りにした野菜類を加え、仕上げに胡麻油を回し入れる。
❹そのままでも美味しいが、ポン酢やラー油と食べても美味しい。締めにはうどんや中華麺がおすすめ。
ariko’s 鍋語録
「主役は一つ。野菜の形は揃えたほうが食欲のわく美しさに」
みじん切りにしたザーサイの歯触と旨みで淡泊な鶏団子がひと味 もふた味も違います。ザーサイの塩気が強いので、味付けしなくてもスープにもほどよい塩味 がつき、複雑な味わいに仕上 がるんです。主役はこれ一 つで十分 。その他の具材は、水菜、豆苗 、ニラなど、緑野菜のグラデーションにエノキ。全部の野菜の形 を千切りに揃えておくことと、具を入 れ過ぎず、スープに浮いた状態を保っておくと見た目も美しく仕上がります。食べる前 に胡麻油のひとたらしは忘れずに。ポン酢や豆板醤 、ラー油でも美味しくいただけます。
撮影/結城剛太 スタイリング/鈴木裕子 撮影協力/木立尚子 文/志摩有子 取材・構成/磯野文子
※VERY 2018年2月号「真冬のおうち外交にもってこい! 美鍋の秘訣を教えます『arikoさんの美味しい〝鍋語録〟』」より。
※掲載中の情報は、誌面掲載時のものです。