子どもが喜ぶおかずとなると肉料理が中心になりがちですが、魚も野菜もバランスよく食べてもらいたい!と思うのが母心。そこで、身近な食材を使った簡単で美味しいレシピに定評のある上田淳子先生に、見栄えも食べ応えも満点の魚レシピを教えていただきました。
漬け込み→10分焼くだけ!
子どもの好きな甘辛味がご飯に合う
鮭のはちみつ味噌包み焼き
漬けだれは味噌とはちみつ、1:1の割合が黄金バランス。火を通すことではちみつがいい照りととろみになり、魚の旨味と交わって絶品ソースに。野菜も美味しくいただけます。
さわら、ぶりでもOK
◉材料(3~4人分)
・鮭(塩で下処理) 3~4切れ(350g)
*下処理の方法:魚400gに対し塩3g程度(小さじ1/2~2/3)を振りかけ、手で両面しっかりすり込んで冷蔵庫で一晩置く。使う前にキッチンペーパーで水分を拭き取る。
〈A〉味噌 大さじ2
〈A〉はちみつ 大さじ2
・玉ねぎ(薄切り) 大1個
・しめじ(石づきを取りほぐす) 1パック
・ほうれん草(茹でて食べやすく切る) 1束(200g)
・バター 20g
◉作り方
① 鮭を〈A〉に漬け込む(一晩冷蔵庫で置く)。
② ホイルをグラタン皿状に形作り、野菜を敷き、鮭を置く。
③ ② に漬け込みだれをかけ、200度のオーブンで10分焼き、取り出してバターをのせる。
◉レシピのポイント
アルミは開いたままオーブンへ。耐熱の大皿で作っても圧巻です。
◉上田淳子プロフィール
子育てと日々の食卓をリンクさせた、ロジカルな料理論に定評が。新刊『おかずチャートで迷わない! 即決!晩ごはん』も大好評。
撮影/山田英博 調理/上田淳子 スタイリング/岩﨑牧子 取材・文/石川 恵 デザイン/Permanent Yellow Orange 編集/磯野文子
*VERY2020年10月号「「おかわり〜!」が聞こえるお魚レシピ」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。