母乳育児中のママ必見!今回は旬の“とうもろこし”を使った母乳対策レシピをお届けします。
とうもろこしは、体の水分代謝を促進し、むくみ対策も期待できます。中でも、とうもろこしのひげは「玉米髭(ぎょくべいしゅ)」という生薬としても使われていて、母乳の出を円滑にしてくれる食材。ひげを使う際は、先の乾燥した部分でなく、皮の中にある白い新鮮な部分を使います。とうもろこしが旬のうちにぜひお試しくださいね。
「焦がしねぎのとうもろこしチャーハン」
◉材料(たっぷり2人分)
・とうもろこし 1本
・鶏ももひき肉 60g
・長ねぎ 7~8センチ
・ごはん 2杯分
・しょうゆ 小さじ2
・塩、粗びき黒こしょう 各適量
・ごま油 大さじ1
・細ねぎ(小口切り) 適量
◉作り方
①とうもろこしは皮を剥き、長さを半分に切り、切り口を下にして置き、上から包丁で実をそぎ落とす。ひげは1~2センチ長さに切る。(飾り用に少しよけておいてもよい。)長ねぎは粗みじん切りにする。
②フライパンにごま油とねぎを入れ、中火にかける。ねぎを広げてあまり触らず、ところどころきつね色に色づくまで加熱する。鶏ひき肉を入れて炒め、色が変わったらとうもころしの実とひげを加える。
③鍋肌からしょうゆを入れ、全体に回ったらごはんを加える。馴染むまで強火で炒め、塩、粗びき黒こしょうで味を調える。器に盛り、細ねぎととうもろこしのひげを散らす。
◉今回のキー食材
・とうもろこしのひげ …母乳の出を助ける、水分代謝を活発にしてむくみをとる
※旬以外の季節は、とうもろこしのひげ茶などもおすすめです。
◉齋藤菜々子プロフィール
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。教室情報はInstagram@nanako.yakuzenにて。