1年でいちばん寒さが厳しくなる2月。冬も終盤になり、コーデがマンネリになりがちに。とはいえ、春を意識しすぎると寒さに後悔することも…。そこで、防寒対策はきちんとしつつ、少し先の季節感も楽しめるコーデ選びで気分を一新したいところ。そんな着こなしのヒントをお届けします。
昨年の2月の気温をチェック

*出典:気象庁ホームページ「東京(東京都) 2025年2月(日ごとの値)気温」(https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2025&month=02&day=&view=g_tem)より
上旬
最高気温は10℃前後が多く、最低気温は氷点下まで下がる日もあり、朝晩の冷え込みが辛い時期。日中は日差しがあれば過ごしやすい一方、北風で体感温度は低めで「真冬」の意識が必要な時期です。服装はしっかり暖をとれるウールコートや中綿アウターが安心。パンツやタイツで冷たい風が入る隙間をブロックして、手袋、マフラーなど冬小物で防備を。足元はブーツで冷え対策を意識して。
中旬
2025年の東京の2月中旬は気温が一段上がり、最高気温15℃前後の日も中盤に数日ありました。日中は春の気配を感じるものの、朝晩は5℃前後とまだまだ油断はできません。寒暖差が大きく、体調管理も意識したい時期。服装は厚手コートから、ジャコットや軽めのボアアウターへ移行しても。インナーは薄手ニットやカットソーを重ね、脱ぎ着しやすいレイヤードで「きれいめ防寒」を楽しんで。
下旬
後半になるにつれ徐々に暖かくなった昨年の2月下旬。最高気温は15℃超えの日が増え、最低気温も5℃前後と安定しはじめます。春を感じる柔らかな日差しや空気のゆるみから、春を意識したおしゃれがしたくなる頃。ただし朝夕は冷えるため、完全な薄着はNG。ニットをきれいめカラーにしたり、ツヤ素材を一点投入したりと、冬のレイヤードでも気分は春らしくなる工夫をしてみて。
暖かい日
2024年に引き続き、暖冬だった2025年。最高気温が15℃以上まで上がる「もはや春」な暖かさの日も数日ありました。ただし風が出ると体感は下がるため油断は禁物ですが、厚手のコートやダウンだと汗ばんでしまうので、旬のジャコットやジャケットカーデなどの軽めアウターを選んで。
寒い日
暖冬だったとはいえ、1年で最も寒いといっても過言ではない2月。東京では最低気温が0℃を下回る日もしばしば。寒暖差疲れが出やすく、体を冷やさない工夫が重要です。服装は迷わず防寒重視でOK。ダウンや厚手のコートに、ニットは首元が詰まったデザインを。タイツやブーツにソックスで、下半身もレイヤードして冷え対策も忘れずに。たくさん重ねてもすっきり見える色やシルエットの優秀アイテムに頼るのもアリ。
2026年2月におすすめのトレンドアイテム
トレンド再来!歩きやすくて防寒力◎の黒ロングブーツ
冬の足元を今っぽくするなら、黒のロングブーツ。低めヒール+黒なら、合わせやすさとフッ軽さのどちらも両取りできます。ミニボトムスは丈長めのアウターからチラ見せしてワザありなバランスに。タイツは黒よりもグレーを選ぶと野暮ったくなりません。
羽織るだけで着映えるのに一枚で暖かい!ボアアウター
ダウンもいいけど、断然リッチできれい見えするのは、ボアアウター!そのボリュームとピーコートのようなシルエットで、羽織るだけで洒落見えさせてくれます。白Tやスウェット、デニムなどと合わせることでカジュアル感が足されるのので、実はデイリーに落とし込みやすいんです。
まだまだ寒い!中綿アウター必須な2月上旬のコーデ
<POINT>
たとえば東京は一年の中でも寒さがピークを迎える2月上旬。都内でも雪が降る可能性がある時季でもあります。朝晩の冷え込みは厳しく、空気も張りつめた印象で、布団から出るのも外に出るのも覚悟が必要。そんなときこそ、迷わず手に取れて全信頼できる防寒アイテムに頼りたいところ。ダウンや中綿アウター、足元はロングブーツで冷気を遮断。全身ボリューミーにはせず、すっきりアイテムでバランスをとるのがきれいめのコツ。
パデッドアウターはすっきりきれいめと防寒を実現!
ダウンよりもスッキリ見せたいきれいめさんは、シェイプの効いたパデッドアウターをチョイス。ダウン並みの防寒力は維持しつつ、構築的なシルエットと腰のアジャスターを絞ることでスタイルよく見せることができ、タイトめのロングスカートもさらりと着こなせます。ドット柄バッグやボリューミーなシューズで遊んでも、メインのアウターとボトムスを縦のラインでまとめているのでやりすぎ感は出ません。
暖かさも出てくる中旬はダウン未満のアウターがぴったり
<POINT>
寒さも少しずつゆるみ、陽が出るときには春の空気も感じられる2月中旬。冬気分を脱して、装いにも変化をつけたくなる頃です。ただし朝晩はまだ油断できないため、重すぎないアウター選びが重要。おすすめは軽やかに羽織れて表情も洒落るボアアウターや、今季注目のジャコット。ロングコートほど重く見えず、白Tやスウェットと合わせるだけで、季節をつなぐスタイルが完成します。
ファーフーディならデイリー黒タートルもなんだか洒落る
タートル+パンツのワンツーに羽織るだけで着映えてくれるエコファーのフーディ。ファーといえどもゴージャスになりすぎない毛足短め+カジュアルなフード付きで、使いやすさ抜群。モノトーンコーデとも相性の良い明るめのグレーを選ぶと、春までのつなぎ期間にもってこいです。アクセサリーはグレーと合わせてシルバー系で統一を。
暖かい日はアウター不要!春らしさちょい出しの2月下旬コーデ
<POINT>
空気がゆるみ、街の雰囲気にも春の兆しが感じられる2月下旬はいよいよダウンをしまってもいい頃合。冬服に少しマンネリを感じ始め、気分を切り替えたくなるタイミングです。そんな時期に取り入れたいのが、存在感のある華やかカーディガン。しっかりした編み地や金ボタン、ツイード調など、アウター感覚で使える一枚なら実用性も十分。シンプルなボトムスに合わせるだけで、装いに新鮮さと前向きなムードを添えてくれます。
ペプラムカーデ1枚でおしゃれ顔に!
陽が出る日には暖かさも感じられるようになる2月下旬は、華やかなカーディガンが気分。ペプラムシルエットで甘めに味付けしつつ、ホワイト×グリーンで明るめな春らしいカラーリングで。
冬ももうすぐ終わり!
寒くても気分は春らしさを取り入れて
寒さのピークと春を感じる日が混在する2月は、防寒力のあるアウターの下に、春らしい色や素材を選ぶだけで、気分も装いも新鮮に。毎日の送り迎えや仕事、週末のお出かけもそれだけでちょっと頑張れるというもの。気温と相談しながら、自分らしい冬から春へのおしゃれを楽しんでみてください。
文/楢本美菜子
*掲載中の情報は、過去誌面や過去記事を再編集したものです。掲載商品はすでに販売終了している場合があります。









