物価高でオシャレも家計もシビアになる今、“なんとなく買う”を卒業し、限られた予算の中で本当に必要な服だけを選ぶママが増加中。今回は、年12着チャレンジでワードローブを整え、月ごとの服予算や明確なマイルールによって満足度の高い買物を実現する賢いママに密着!クローゼットから思考まで整う新しい消費スタイルをVERY目線で深掘りします。
マイルール見直しで満足度向上中
賢いママたちの
消費の変化、実態調査
❝年12着チャレンジ
月ごとの服予算を設定。
ワードローブを整えたら思考も整理された!❞


仕事は青シャツの力で爽やかに着地させます
お仕事にはAURALEEの青シャツで清潔感を出しつつ、FREYのオーバーサイズのジャケットでトレンド感を意識します。エンボス加工がオシャレな白パンツはyoriのもの。
CAP×スニーカーでカジュアルを楽しみます
ぽわん袖に一目惚れしたHYKEのデニムジャケットはブラウス感覚で使えるのがお気に入りです。休日はキャップやスニーカーでカジュアルをとことん追求。
保木真衣さん(37歳・7歳男の子、3歳女の子ママ)
関西在住。第2子出産後クローゼットのミニマル化に成功。ボーナスの半分は投資と貯蓄に回し、大物は残りの半分で計画的に買物をする堅実派。
MY RULE
☑︎現状の服予算は月6万円までが基本ルール
☑︎年12着計画で整えたクローゼットから逸脱しない
☑︎2シーズン着なかったものは潔く手放す
第2子の出産を機に長らく“なんとなく”で積み重なっていたクローゼットの中身を一新したくなり、SNSで見かけた「年12着チャレンジ」に挑戦しました。月1着と数を絞ることで、自分が本当に求めている服の軸がクリアに。私の場合は「自宅で洗える」「複数シーズン着回せる」「無理なく手が届く価格」の3つが長く着たい服。自宅でケアできない服は結局出番が減る一方、シャツなど通年着られるアイテムは多少の投資もOKと新たな基準も。今は3歳の息子と公園に行くのが日課になり、枚数ではなく月6万円を上限に、流行に左右されにくい服を少しずつ集めるスタイルにシフト。服と向き合うことで、思考も暮らしもすっきり整っていくのを感じています。
バッグは少数精鋭派。ハイブランドは汚れが気にならないブラック一択と決めています。“バッグと靴は黒しか選ばない”と自分ルールを作ることで、コーデに迷う時間を削減できました。
❝保木さんの脳内優先順位❞
限られた予算の中で服を探すのが楽しく、IGで最新情報を常にチェック。仕事関連では新しい知識の獲得がモチベになるので、専門書を買うのも必須。週末のピラティスも息抜きに欠かせません。
❝年12着チャレンジ ❞

洗える素材だからお仕事服として大活躍。

トップスがシンプルでも即洒落るひと癖デザインが心強い。

かっちりしたネイビーは園行事と仕事のマストアイテム。

地厚生地で冬以外の3シーズンで着回せる優秀品。

袖がゴムになっていて、子どもの世話も家事もストレスフリー。白でも洗えるのでヘビロテ中。

公園や旅行などのカジュアルシーンに。ワンツーでも洒落るデザインに魅了されて、思わず追い買い。

自宅の洗濯機でガシガシ洗えるうえに、きちんと見えるデザインが好き。

ワイド×コントラストポケットが休日コーデの鮮度を上げてくれる名品。

仕事から子どもの参観日・発表会まで活躍するシックなデザインで汎用性が高い。

黒パンが多いので、ほんのり甘さを出したいときに便利。

メゾンのブランドを実験的に購入。体のラインがキレイに見えるシルエットの虜になり、白と黒の2色をゲット。
撮影/イ・ガンヒョン(人物) 坂根綾子(静物) 取材・文/川原江里菜 編集/鈴木貴子
*VERY2025年12月号「賢いママたちの消費実態調査」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
*エルメス他、すべてのアイテムは読者の私物です。ブティックへのお問合わせはご遠慮ください。









