物価高が続きオシャレも家計も見直し期に入った今、“なんとなく買う”を手放し、限られた時間と予算の中で本当に必要な一着や名品を見極めるママが増加中。今回は投資の利益を賢く使って大物買いを楽しむワーママのリアルなマイルールを拝見しました。
マイルール見直しで満足度向上中
賢いママたちの
消費の変化、実態調査
❝本当に欲しいものを妥協しない！
大物買い資金は投資の利益から❞
仕事でも愛用中の「ノーロ」は投資の利益の一部から
田中七美さん（35歳・3歳女の子ママ）
金融会社勤務、週5出社のワーママ。コロナ禍を機に投資信託を本格的に見直し。バッグやジュエリーは“仕事のモチベが上がるもの”が選びの基準。
MY RULE
☑︎本当に欲しいものは値段で諦めない
☑︎高額な買物は投資の利益を資金源に
☑︎出勤時にも使える名品に投資する
会社の先輩が「投資の利益でジュエリーを買おうか迷っていて…」と楽しそうに話しているのを聞いて、衝撃を受けたのが投資信託を始めたきっかけ。物価高の今、自分の貯蓄は崩さず、お金を働かせて買物をするスタンスに共感しました。子育て中の今、大物買いするときは元本に触れないのが絶対条件。さらにそのアイテムが10％値上がりしても欲しいと思えるか自問自答し、条件をクリアできたものだけを買うようにしています。ヴァレクストラのノーロもその基準を満たしたものの一つ。ブランド主張が控えめでオンオフ使えるのが決め手となり、5年以上前からNISAの口座で保有していた米株投信の利益の一部を売却して購入。欲しい理由とタイミングに迷いがなくなるので、手に入れた瞬間の満足感がぐっと深まります。
毎朝通勤時に日経新聞やスマートニュースで相場の確認や情報収集を。少しずつ学ぶうちに、為替の動向が理解できるようになりました。
❝田中さんの脳内優先順位❞
投資信託用資金は毎月確保。短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期的な視点をもつことを意識しています。娘の教育資金も今後を見据えながら運用中。
撮影／イ・ガンヒョン（人物） 坂根綾子（静物） 取材・文／川原江里菜 編集／鈴木貴子
＊VERY2025年12月号「賢いママたちの消費実態調査」より。
＊掲載中の情報は誌面掲載時のものです。
＊エルメス他、すべてのアイテムは読者の私物です。ブティックへのお問合わせはご遠慮ください。
