朝晩の寒暖差が出てくる秋も、室内外の気温差が激しい冬も、軽く羽織れるカーディガンはママの強い味方。コーデ次第できれいめにもカジュアルにも使える万能アイテムだからこそ、今年らしく更新したいもの。ふわもこ・ラメ・ペプラムといったトレンドを押さえつつ、パンツ・スカート・ワンピースのバランスで楽しむのが今っぽい!今回は、30代・40代ママのための秋冬カーディガンコーデをたっぷりご紹介します。
【2025年秋冬】ママのカーディガン選びのキーワードは?
ふわもこカーデ
1枚で主役級のデザインが魅力の“ふわもこカーデ”は、この秋冬も人気継続。羽織るだけで優しげな印象になると同時に華やかさも叶え、コーデの幅を広げてくれます。パンツにもスカートにも好相性で、合わせるアイテムを選ばないのも着回せるポイント。
ラメカーデ
ラメのキラキラ感に心躍るカーディガンは、なんだか物足りないと感じがちなシンプルコーデを一気に華やかにしてくれます。「派手すぎるかも?」と思うママも、上品なシルバーやゴールドの繊細なラメなら挑戦しやすく、デニムや黒パンツに合わせるだけでこなれた印象に。
ペプラムカーデ
腰まわりをふんわりカバーしてくれるペプラムカーデは、体型を気にせず着られる救世主。ボトムスを選ばず、スカートでもパンツでもきれいめに仕上がります。短めな丈感を選ぶと脚長効果も抜群。学校行事などのきちんとシーンでも活躍する、頼れる1枚です。
裾コンシャス
裾にフリルやリブ、レイヤードデザインを効かせた“裾コンシャス”カーデは、さりげない立体感でいつものコーデをアップデートしてくれる1枚。腰位置が高く見えるので、スタイルアップも自然に叶います。無地のボトムスに合わせるだけで、旬のムードをまとえるのも魅力。
アンサンブル
定番のアンサンブルも、今季は素材やシルエットで鮮度アップ。単品使いでも着回せるから、通勤にもママ業にも重宝します。上品さと実用性を兼ね備えた、忙しいママの味方アイテムに。
秋のカーディガンコーデ 【パンツ編】
アンサンブルで一気にきちんと感!ゆるシルエットで今っぽさを演出

撮影/長谷川怜実〈S-14〉
流行リバイバル中のアンサンブルカーデは、ゆったりシルエットのノースリニットと、オーバーサイズカーデでまじめすぎないほどよいきちんと感が♡ シンプルなスリムパンツ合わせでもコーデがきまります。
シアー&くしゅっと素材でコーデの主役に

撮影/永野恭平〈TRON〉
シアー素材、ボーダー、くしゅっと感の3拍子で、トップスとしても着られる華やかなカーデ。ほどよく短めの丈で、ゆったりボトムスとも好バランス。さりげなくウエスト位置を高く見せてくれるから、リラクシーなのにスタイルアップも叶うのがうれしいポイント。
ルーズなカーデで、きれいめパンツを今どきバランスに

撮影/金谷章平
かっちりとした白シャツ×シンプルパンツの王道きれいめスタイルに、あえてオーバーサイズのカーディガンを重ねて今っぽく更新。ルーズなシルエットがほどよい抜け感を生んで、まじめになりすぎないバランスに仕上がります。全体をダークトーンでまとめることで、ラフさの中にも品の良さをキープ。
秋のカーディガンコーデ【スカート編】
衿付きデザイン+スカートでグレーカーデを上品クラシカルに

撮影/長谷川怜実〈S-14〉
柔らかなグレーの衿付きカーディガンに、プリーツスカートを合わせた上品で知的なレイヤード風スタイル。モノトーンでまとめることで落ち着いた印象を、スカートのプリーツの揺れ感がエレガントさをプラスします。学校行事や通勤など、きちんと見せたいシーンにもぴったりのコーデです。
起毛カーデ×フレアスカートで、やさしく品のある着こなしに

撮影╱越野夕也
柔らかな起毛素材のカーディガンに、動きのあるフレアスカートを合わせた上品スタイル。カーディガンの優しい質感が、揺れ感のあるスカートをほどよく引き締め、甘くなりすぎない大人バランスに仕上がります。シンプルな着こなしでも、素材とシルエットのコントラストで自然と洒落感がアップ。
丸衿カーデ×プリーツを“ハズし小物”でこなれ見え

撮影/公文一成(光文社)
丸衿のグレーカーデに白のプリーツスカート、柔らかカラーのポシェットを合わせた王道ガーリースタイル。キャップとスニーカーのハズしアイテムで甘×カジュアルの好バランスに。ピクニックなどアクティブシーンのスカートコーデにもおすすめのテク。
秋のカーディガンコーデ【ワンピース・ジャンプスーツ編】
ロンパースコーデのマンネリは“色カーデ”で解決

撮影/金谷章平
グレーのロンパースにグレーボーダーを重ねたワントーンコーデ。そこにオレンジのカーディガンを肩掛けするだけで、ぐっと今っぽいメリハリが生まれます。カーディガンは羽織るだけでなく、差し色小物として使えるのも魅力。シンプルになりがちなロンパーススタイルも、色の力で新鮮にアップデートできます。
ネイビーワンピ×カーデできちんと見えをほどよくトーンダウン

撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
ネイビーワンピースに、同色のカーディガンをさらりと羽織って、きれいめネイビーをほどよくカジュアルダウン。ワントーンでも重たく見えないのは、軽やかな素材と肌見せの抜け感のおかげ。学校行事や送迎などのきちんとシーンにもしっくりなじむ、信頼されるママになれそうなスタイルです。
肩出しオールインワンもカーデを羽織ればフォーマルシーンに対応

撮影/金谷章平
ノースリーブのネイビーオールインワンは1枚で決まる万能アイテムですが、肩の出るデザインは学校行事などフォーマルな場では躊躇しがち。そんなときは、カーディガンをさっと羽織れば一気に上品モードに。きちんと見えと抜けを両立できる、カーディガンの頼もしさを実感できるコーデです。
冬のカーディガンコーデ【パンツ編】
袖コンシャスなカーデが主役!白パンツで軽やかに仕上げて

撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
フリルをあしらった袖のデザインが印象的なカーディガンは、1枚で華やかさを添える主役アイテム。ボトムスは白パンツを合わせて、カーデの存在感を引き立てつつ軽やかに。グレー×ホワイトのクリーンな配色で、甘さを抑えた大人のバランスに仕上がります。
濃紺デニムのセットアップにカーデを仕込んで、カジュアルを品良くアップデート

撮影/遠藤優貴
濃紺デニムのセットアップは、着るだけで完成度が高くなるトレンドコーデ。そこにカーディガンを1枚仕込むだけで、さらにこなれた印象に。難しく見えて簡単にマネできる、おすすめの上級者見えテクです。
シャギーカーデは“ほかを引き算”で華やかさを際立たせて

撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
毛足の長いシャギー素材が存在感を放つカーディガンは、1枚で着映える主役アイテム。合わせるアイテムは、シンプルなデザインでまとめてバランスを。派手すぎないのに印象に残る、大人の華やぎコーデです。
冬のカーディガンコーデ【スカート編】
ブルゾンカーデで甘めスカートをキリッと引き締め

撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
ジップアップ仕様のカーディガンは、ブルゾンのような軽快さが魅力。カーディガンのきれいさとブルゾンのカジュアルさを併せ持つから、甘めのフレアスカートとも好相性。モノトーンでまとめつつ、足元は黒ブーツで冬コーデに仕上げて。
トップボタンだけ留めて、冬のレイヤードを軽やかに

撮影/金谷章平
上質なウール素材のカーディガンは、あえてトップのボタンだけを留めて遊び心を。中に着た白シャツを見せることで、重くなりがちな冬の装いも軽やかな印象に仕上がります。定番のグレーカーデも、着方ひとつでぐっとこなれた表情に。
ラメシャギーカーデ×艶スカートで異素材ブラックを華やかに

撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
ラメ入りのシャギーカーデは、短め丈でバランス良く今っぽく。艶のあるスカートとの異素材コンビが、ワントーンでも奥行きのある華やかさを演出します。足元はボリュームブーツで重心を整えれば、甘さを抑えたモードなブラックスタイルに。
冬のカーディガンコーデ【ワンピース・ジャンプスーツ編】
ふわもこカーデ×オールブラックで“甘×ハンサム”の絶妙バランス

撮影/須藤敬一
ふわもこ素材のカーディガンは、合わせ方を間違えるとほっこり見えしすぎてしまうことも。そんなアイテムは、オールブラックのハンサムコーデに重ねれば一気にアーバンな印象に。甘さとクールさのコントラストが絶妙で、シンプルなのにおしゃれ上級者の着こなしに。
グレーのオールインワンを、パールカーデで“きれいめママ”にスイッチ

撮影/金谷章平
クールな印象のグレーのオールインワンは、きちんと感がありつつもモード寄りな一着。パールボタンのフレンチカーディガンを羽織ることで、ぐっと華やぎが加わり、やさしい印象にシフト。仕事シーンから、そのまま園行事や習い事の送迎へムードを切り替えたいときも、カーディガンを足すだけで自然に“きれいめママ”仕様にスイッチできるのが魅力。
ハリのあるカーデで、黒オールインワンに立体感を

撮影/川﨑一貴〈Ajoite〉
黒のオールインワンにさらっと羽織るだけで、ふんわりとした立体シルエットを作るハリのある白カーデ。シンプルな配色でも、素材で変化をつけることで脱マンネリ。肩の落ちたゆるシルエットがリラクシーな雰囲気を醸すから、今の空気感にぴったりです。
VERYママのカーディガンコーデSNAP
辛口デニムコーデをやさしく中和する、万能カーディガン

撮影/前千菜美、白倉利恵
スリット入りデニムスカートにブーツを合わせた辛口スタイルも、シンプルなカーディガンを羽織ることで全体がやさしい印象にまとまったスタイル。カーディガンは子どもと色違いでリンクしやすいのも魅力のひとつ。(読者・S・Sさん)
デニムでも上品が叶うペプラムカーデできちんと見え

撮影/公文一成
ドレッシーな雰囲気のペプラムカーディガンは、一枚でコーデのアクセントになりスタイルアップも叶えてくれる優秀アイテム。淡いブルーならデニム合わせでもカジュアルになりすぎず、上品さをキープ。園行事からお出かけまで幅広く使える万能デザインです。(読者・渡邉真都さん)
カーデで動きを、スニーカーで遊びを。洗練オールブラック

撮影/白倉利恵・前千菜美
シンプルなオールブラックコーデは、カーディガンを羽織ることでシルエットにほどよい動きが生まれ、ぐっとこなれた印象に。きちんと感のある上下だからこそ、足元はニューバランスであえて外すのが今の気分だそう。(読者・渡辺麻由奈さんさん)
忙しい日も、“1枚のカーデ”でおしゃれときちんと感を両立
朝の支度に悩む日も、季節の変わり目も。一枚で印象を変えられるカーディガンはどんな日も心強い味方になってくれます。デザイン・素材・着方を更新するだけで、見慣れたコーデもぐっと今っぽく。そんな万能アイテムであるカーディガンで、毎日のスタイルにさりげなく品と遊び心をプラスしてみて。
文/都築章子
*本記事の一部は過去掲載記事を元に再編成したものです。商品は販売を終了している場合があります。









